トップページ旅路の記


備忘ログ2025



宿泊先ホテル、プリンスアンコール・ホテル&スパのプールにて。


「アンコール2025」もくじ


アンコール日本語ガイド協会

シェムリアップは初めてだった去年、ガイドさんから神話や伝説を交えながらたくさんの遺跡を案内していただいた。今年は写真撮影についてリクエストしたところ、協会役員のOさん自ら、最適の時間帯や場所を選んでツアーを組み立ててくださり、現地では、女神「デヴァター」像を中心に美しい石彫を次々と案内してくださった。お二人ともとても流暢な日本語で、日本の文化や「今」にも精通され、まるで日本人のガイドさんと話しているようだった。

今年は終日ツアー3日間と空港の往復送迎をお願いした。ドライバーさんは去年と同じ方で、うれしいことに私たちを覚えていてくださった。いつも安全運転で、遠方の遺跡でも安心して乗車できた。連日、有意義な遺跡見学を終えて無事にホテルに帰着できたのは、ガイドのOさんとドライバーのRさんのおかげである。

アンコール日本語ガイド協会ホームページ:https://www.angkor-jsg.com/


Grabで「配トゥクトゥク」

↑Grabで初めて呼んだトゥクトゥクのドライバーさん。明るく親切で、Grabが好印象でスタート。

後半2日間は自由行動。東南アジアで配車サービスを提供しているGrabを利用して、気ままにアンコール・トムとアンコール・ワットを散策した。「配車」といえばクルマだけれど、私たちのごひいきはトゥクトゥクだから、正しくは「配トゥクトゥク」と言うべきかも。Grabのアプリ(下にアイコンの画像)でトゥクトゥクを呼び、ホテルと遺跡との間を合計3往復したが、繁忙期前だったこともあり、待ち時間は長くても3分ほどで、たいていは1分も経たないうちに来てくれた。ドライバーさんはどなたも親切で、安全運転だった。料金は標準的な流しのトゥクトゥクに比べて若干高めのようだが、日本円で数十円程度だと思う。運賃交渉もカンボジア旅行の醍醐味という人ならともかく、料金体系がはっきりしていること、アプリに登録したクレジットカードで決済できること(つまり現金不要)などの理由から、私たちにとってGrabはとても利用しやすかった。


タイとの国境紛争

旅行の手配がひと通り終わった数日後、外務省の渡航登録サービス「たびレジ」から注意喚起のメールが届いた。カンボジアとタイの国境で軍事衝突が起きたという。その後、状況は悪化する一方だったため、ツアー内容を変更せざるを得なくなったものの、旅行そのものを取り止めることなく済んだ。シェムリアップの日本の領事事務所のサイトには、現地の最新の情報が載っていて、出発直前にチェックした時も「市内やアンコール遺跡の観光には差し支えない」との記述に変わりなかった。これまでも旅行が決まれば必ず「たびレジ」に登録し、旅先の安全を確認してきたが、今回はカンボジアの日本大使館だけでなく、目的地であるシェムリアップの領事事務所からも状況を詳しく記述したメールが届き、とても参考になった。

タイの首都であり、私たちの飛行機の乗継地でもあったバンコクから見てシェムリアップはほぼ真東だが、飛行機は往復とも大きく南にそれて、いったん海上に抜けてから再び陸地の上空に入り、目的地を目指していた。紛争中の今は国境地帯を避けて迂回していたのかもしれない。

カンボジアでもタイでも、住み慣れた家をあとに避難先で生活している人がまだ大勢いるという。シェムリアップの公園には避難民や戦傷兵を支援する一角が設けられ、前を通るたび、戦争の悲惨さを描いた大きな絵の下に人が大勢集まっているのが見えた。私たちの帰国日の朝、停戦合意がなされたとの報道があり、空港まで送ってくれたドライバーさんもひとまずほっとした様子だった。近い将来、停戦から終戦に変わり、国境周辺の人たちが以前の生活に戻れるよう願わずにいられない。

「アンコール2025」もくじ


トップページ旅路の記