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アルティス王立動物園
その1


19世紀半ばに創設された伝統ある動物園、アルティスへ行った。水族館やプラネタリウム、さらに世界でただ一つの微生物館「ミクロピア」もある、動物園の枠を超えた博物展示施設だ。

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入園

以前、年の瀬に東京の上野動物園に行ったら、ゲート前に長い行列ができていた。アルティスは年中無休だが、ホリデーシーズンまっただ中なので、上野動物園と同じように混雑するかもしれない。寒い中、チケット売り場の前に長時間並ぶのは避けようと、日本を出る前にインターネットでチケットを買っておいた。当日は開園時刻の少し前に到着したのだが、開門を待っているのは私たちを含めてたった2組4名だった。行列を予想していたので拍子抜けだったが、出足が鈍かっただけで、ひと巡りしている間に来園者でいっぱいになった。

↑風格ある正門

↑チケット売り場

動物さん


↑ラクダ、ウシ、シカなどがいるエリアは、見学路とは幅3mほどの水路と植え込みで仕切られているに過ぎない。「ぴょんとひとっ飛び」はムリだとしても、「泳いで渡る」ならできそうな動物もいるけれど、脱走したりしないのかな。



↑オオカミ

↑フンボルトペンギン。土の地面だ。






↑ダチョウ。人なつこいのか、ずっと後をつけてくる。

↑トップスピードで10秒間ならウマより速い、ダチョウのこの肢。

↑アルティスにはキリンがたくさんいる。野生では絶滅の危機に瀕しているそうだ。動物園でしか見られないような事態になりませんように。

↑昨年10月に産まれたばかりの、アジアゾウの赤ちゃん。

↑ペリカンが一斉に水浴び

寒い、眠い

雪こそ降らないが、連日曇って最高気温は摂氏6、7度と寒い。戸外に出ている動物は期待したほど多くなかった。

↑レッサーパンダ。ちょろっと顔を上げただけ。ふかふか尻尾が恋しい季節。

↑あ〜、さむ。百獣の王、やる気ナシ。

↑あ〜、ねむ。おネエさま方もやる気ナシ。

小動物の館

小さなサルがすばしこく枝を伝い、リスの一団が足元を駆け抜ける。幹につかまるトカゲから天井に目を移すと、コウモリがぶら下がっている。小さな動物ばかりで、姿を見せたと思ってもすぐに葉っぱの影に隠れてしまうが、この展示館には柵もガラス板もないので、近くに何かいる気配が感じられておもしろい。

↑ピグミーマーモセット


↑あんな所にコウモリが!・・・と思ったらぬいぐるみ。近くにホンモノもいたけれど。

野鳥も住人



↑コウノトリの巣を撮ったつもりが、巣に戻ってきたコウノトリも写っていた。

お台所拝見

↑動物さんの食事の調理場なんて、めったに見られないもんね。係員さんの留守をいいことに、開け放たれた扉の間から激写。包丁だけで何種類もある。

↑虫のみなさんのための食材。昆虫館にて。

カフェ

プラネタリウムに併設されたカフェはガラス張りで、間近に動物を眺めながらひと休みできる。


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