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運河の街


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運河のほとりを歩く









船のおうち

運河の岸に係留されている船の中には、まるで普通の家のようなものがある。窓も扉も船の造りとどこか違うし、ふりふりレースのカーテンが掛かっていたり、表札らしきものが張り付けてあったりする。屋根や甲板には植木鉢が並び、煙突から灰色の煙が立ち昇る。人が暮らしているのは明らかだ。こうした船はれっきとした住宅で、建築(?)許可の下りる件数が限られているため、資産価値が非常に高いらしい。船の形はしていても、エンジンは付いていないそうだ。






発見

↑運河沿いの家は縦長で階段が狭く、家具を移動させることができない。そこで、建物のてっぺんに作り付けた大きなカギに家具を吊るし、窓から運び入れるのだそうだ。

↑大晦日の夜はひと晩中花火が上がっていた。翌1日もあちこちからぽんぽん聞こえていた。写真は2日の朝に写したもので、地面に転がっているのは全部打ち上げ花火の空き箱だ。そうと決まっているのか、なんとなくなのか、この橋の上は花火の空き箱の集積場だった。写真を撮っている間もお兄さんがやってきて、ひと箱置いていった。


↑なんだかカッコイイ車・側面

↑なんだかカッコイイ車・顔

↑コウノトリ・・・飾りだった

↑オランダのビールといえばハイネケン。荷馬車で宣伝中。

↑年が明けて2、3日したら、御用済みのクリスマスツリーをちらほら見かけるようになった。

花市場

今は球根やタネが並んでいるけれど、チューリップはじめ花の季節はすぐそこ。店先を色とりどりの花束が埋め尽くす花市場も歩いてみたいものだ。


↑さまざまな球根。チューリップが圧倒的に多い。

 ↑盆栽は海外でも人気があるってホントだ。英語で「育てやすい」と書いてあるけれど、ちょきちょき手入れは難しいのでは?


↑花市場の裏側

アムステルダムのおうち、傾いてるだむ

17世紀の古い建物が立ち並ぶ運河沿いの一帯は、ユネスコの世界遺産に登録されている。時を経たとはいえ、壁のレンガや塗装などを見ると、どの建物もきちんと手入れされ続けてきたことがよくわかる。ただ、外装や内装は修繕できても、建物そのものの傾きはそう簡単には直せないのだろう。


↑写真では小さくて読めないが、左から2つ目の建物は、3階の窓の上に「1644」と建築年が書いてある。1644年といえば、日本では江戸時代に入ってまだ40年かそこらのはず。そんな昔からがんばってるだむ。


↑左の写真・焦げ茶色のおうちはうつむき、右の写真・白いテラスのおうちはのけぞっている。

↑2枚とも同じおうち。手前と右の2方向に傾いている。

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