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ユトレヒト その3
ナインチェ/ミッフィー


日本では「ミッフィー」として親しまれているうさちゃんは、ユトレヒトのデザイナー、ディック・ブルーナ氏が描いた絵本の主人公で、名前は「ナインチェ・プラウス」というそうだ。まさにこのうさちゃんの誕生の地・ユトレヒトで出会ったので、ここでは「ナインチェ」と呼ぶことにする。

ユトレヒトでは4か所でナインチェに出会った。このうち、モニュメントとしてのナインチェは3か所で、まだほかにもいるらしい。

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ユトレヒト芸術学校音楽学部前

↑あっ、ナインチェ・・・ぽいけれど雰囲気がちょっと違う。

 ↑ちょっとどころか、メガネと灰色の鼻ヒゲ・・・。

↑あれ、裏はナインチェだ。耳がへこんでいるから、こっちが表だね。

↑よく見たら、足元に「ジャック・タンゲ」とある。あとで調べたら、タンゲ氏はオランダ西部の都市・ロッテルダム在住のアーティストだとわかった。同氏がメガネ&おヒゲのブルーナ氏を描いたに違いない。

デ・バイエンコルフ前の交差点

百貨店デ・バイエンコルフ・ユトレヒト店の前の交差点には、世界でココだけというナインチェ信号機がある。あまりにかわゆいので、青になっても横断歩道を渡るのがもったいない。



ショッピングモール「ホーフ・カサリーン」

帰り、ユトレヒト中央駅に隣接するショッピングモール「ホーフ・カサリーン」をぶらぶらしていたら、ナインチェに出会った。


お菓子屋さん「テオ・ブロム」

ドムの塔にほど近い小路のお菓子屋さん「テオ・ブロム」では、ナインチェの絵の入ったクッキーを焼いている。10枚入りで、1枚1枚全部絵が違う。バターがほんのり香る、さくさくのクッキーだ。いっしょに買った粒チョコレートもおいしかった。


 ↑缶入りを買った。袋入りもある。

↑食べちゃうのに抵抗を感じる・・・食べちゃったけれど。

このページを書き終えて校正をしている最中に、ディック・ブルーナ氏の訃報に接した。何とも寂しいことだが、愛らしいキャラクターは、いつまでもブルーナ氏の心を乗せて親しまれ続けることと思う。

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