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日常生活


「アムステルダム」もくじ

乗り物 〜 トラム

アムステルダム到着翌日、市内のトラムはじめ、バスや地下鉄が乗り放題になるGVB(市営交通機関)の乗り放題券を買った。1日券から7日券まであり、日数が長くなるほどお得になっている。トラム停留所の券売機では1日券と2日券しかなかったが、近所のギフトショップ「プリメラ」で5日券を買うことができた。6日以上の券は、アムステルダム中央駅などにあるGVBの窓口で売っているそうだ。

↑本数が多く便利なトラム。乗車は後方の扉から。降りる時は手近のブザーを押して運転士さんに知らせる。

↑トラムによっては車内に窓口があり、係員さんからチケットを買うこともできる。

↑乗車時と降車時、扉や窓口の脇にあるピンク色のパネルにチケットをかざしてチェックイン、またはチェックアウトする。アムステルダムでも日本のSuicaやPASMOのような交通系ICカードが普及している。

↑GVBの5日券。交通系ICカードと同じく、乗り降りの時はパネルにかざす。購入して初めてチェックインした時から、券面の日数だけ使用できる。

乗り物 〜 列車

空港〜市内の往復と2都市への遠足で、オランダ鉄道の列車を利用した。車内は明るく快適だ。2等車でも無料Wi-Fiが利用できるのはありがたい。

私の知る限り鉄道駅のトイレは有料で、0.70ユーロ(88円)だった。入り口の機器にコインを入れると回転式バーのロックがはずれて、中に入れるようになる。使えるのは10セント以上のコインと機器に対応したクレジットカードで、コインの場合はお釣りも出る。

↑マーストリヒト駅に停車中のオランダ鉄道の列車

↑2等車の車内。1等車と間違えたかなと思うくらい座席は広く、座り心地もいい。壁のオレンジ色はくずもの入れ。

↑2階建て客車の2階席を見上げて

↑アムステルダム中央駅の改札。日本では駅に改札があるのは当たり前だが、5年前のアムステルダムにはなかった。当時、オランダ(他のヨーロッパの国も同じらしい)では、「お客さんは適正にチケットを買って鉄道を利用している」との前提で、改札なしの方針がとられていた。検札でチケットを持っていないことがわかると、べらぼーな金額を請求されると知り、なくさないよう、後生大事にチケットをしまい込んだことを思い出す。

↑オランダ鉄道の紙のチケット。交通系ICカードでの支払いより割高になる。

↑オランダ鉄道アムステルダム中央駅のホーム

↑お城のようなアムステルダム中央駅

夕ご飯はアルバート・ハインのお惣菜

石を投げればアルバート・ハイン(以下、AH)に当たるんじゃないかと思うくらい、このスーパーマーケットはアムステルダムの街中にたくさんある。野菜サラダをお目当てに、ホテル最寄りのミュージアムプレイン店に毎日のように通った。旅先では野菜が不足しがちだし、お昼ご飯は分量、油分ともに日本での食事より多めになるので、夕ご飯は軽くしてお腹を休めたくなる。何より、もうがっつり食べるお年頃でもないざます。

↑AHの大型店舗、ミュージアムプレイン店。

↑東京の自宅を出てアムステルダムのホテルに落ち着いたのは、約18時間後の夕方5時。旅疲れと時差ボケで食欲が落ちていたので、夕ご飯は何か軽いものをと思い、AHに出かけたところ、キヌアのサラダを見つけた。3.5人前くらい入って2.75ユーロ(346円)はかなりお得だし、だいたい、ぷりぷりキヌアのサラダなんて初めてだ。日本から連れて来たエースコックの「スープはるさめ」も。たっぷりビタミンと温かいスープは何よりのごちそうだった。

↑ある日の夕ご飯。カップのわかめスープを除き、今宵もAH。

↑AHには寿司弁当もある。外国で日本食がどんなふうに出されるのか興味があるので、買ってみた。写真はカニ風味かまぼこ+アボカド+きゅうりの巻き寿司、とびこコーティング。お寿司は高級品で、どれも量はそれほど多くないのに8ユーロ前後だった(1,008円)。他のお惣菜と比べるとかなり高価だ。

 ↑お腹を休めたい?ビールは整腸剤っていうから、ごにょごにょ。左はオランダでハイネケンと人気を二分するというババリア。右は修道院醸造のエール。AHではオランダを中心に、ベルギーやドイツなどのビールも置いている。

↑スーパーのスイーツとは思えない、本格的なレモンタルト。物見遊山疲れか、滞在後半になると甘いものが欲しくなる。

 ↑帰国後、ナニゲにAHのレシートをのぞいたら、買った覚えのないSTATIE FLESなるものが加算されていた。10セントが2つ(25円)と25セント(31円)・・・んまぁ、合わせて45セント(56円)も取られているじゃないの、アナタ。実はこれは瓶代で、空になった瓶やペットボトルをお店に持って行くと、返金してくれるらしい。輸入ビールには追加されないので、国産(オランダ産)の商品が対象なのだろう。瓶ビールは日本に持ち帰って飲むつもりだったし、空のペットボトルはビールの梱包資材にしたので、私たちにとって返金してもらう必要はなかったわけだが、預かり金にしては少し高額のような気がする。リサイクル率を高めるための一つの方法というわけか。

ショップ&レストラン

チーズについては別にページを立てたので、ここではそれ以外のお店をご紹介しようと思う。

 ↑ショコラティエ「ファンローセレン・ファイン・チョコレーツ」のチョコレート。小さめだが上質の粒チョコレート。これとこれとこれと、それとこれも。20個詰めてもらった。

 ↑床から天井まで世界各地のビールが埋め尽くす、ビールの専門店「デ・ビアコニング」。有名ブランドよりも、凝ったラベルやおもしろいラベルの商品が多い。醸造所オリジナルのグラスも豊富だ。

↑南米などの料理をベースにした人気の創作料理店「マシュア」で、生ペパーミントのお茶を。運河に面した雰囲気のいいお店だ。

 ↑チャイナタウンのベトナム料理店「リトル・サイゴン」で、フォー・ガーとレモングラス・ティーの夕ご飯。1羽分でわ?と思うくらい、とり肉がどっさり入っている。

 ↑アムステルダム市立近代美術館向かいのレストラン、「ケイザー」でお昼ご飯。左:タラのステーキ、紫芋&ザワークラウト添え(私)。右:仔牛肉のステーキ(おとうさん)。次回はぜひ、ワイン+ディナーに行ってみたい。

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