芸術の丘からグラン・サブロンへ

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芸術の丘 Mont des Arts

ブリュッセル・セントラル駅のすぐ南、きれいに刈り込まれた庭園を抜け、階段を上がり切ると芸術の丘の上に出ます。名前の通り、一帯は美術館、博物館、図書館の集まる「芸術の広場」です。階段の途中や丘の上から振り返ると、ブリュッセルの古い屋根の向こうに、市庁舎の高い塔がひときわ高くそびえていました。

↑左の写真は庭園下の階段から、右は丘の上から振り返って写しました。尖塔はどちらも市庁舎の塔。
↑12体の人形が取り囲む巨大な時計。正時に人形が踊るのかも。庭園西の建物の壁面。	↑丘の上のオブジェ。後ろの丸屋根は、ロワイヤル広場に面したサン・ジャック教会。

楽器博物館 Musée des Instruments de Musique(Le MIM)

芸術の丘の一角にある古楽器の博物館、Le MIMを見学しました。古代エジプトの楽器、ピアノやバイオリンの原形、古い管楽器などが4つのフロアに分かれて展示されています。

受付でヘッドフォンとレシーバーを借してくれます。楽器の前の床にヘッドフォンのマークが描かれていて、ヘッドフォンを装着し、レシーバーの電源を入れてこのマークのそばに立つと、目の前の楽器の音色が聞こえてきます。楽器に触れることができないだけに、とてもいい工夫だと思いました。

Le MIMは、1899年に建てられたアールヌーヴォー様式の'Old England'という建物の中にあります。この一角だけどの建物も黒っぽいうえ、寄り添うように建っているので、周囲の白くて真新しい巨大な建造物群とは対象的で、地味な色の割にかえってよく目立ちます。

Le MIM: http://www.mim.be/

Old England（右端）のある一角	Le MIMが入っているOld England

ブリュッセル公園 Parc de Bruxelles

芸術の丘の北東隣は、緑深いブリュッセル公園です。

	左上：樹木に囲まれた芝生の道が300m続きます。 上：芝生の道は大きな噴水で終わっています。噴水の向こうに国会議事堂が見えます。 左：ブリュッセル公園の北に隣接して、国会議事堂があります。

グラン・サブロン広場とその周辺 Gland Sablon

芸術の丘を南東方向に抜け、ロワイヤル広場から右手に進むと、ブリュッセルで最も美しい教会といわれる、ノートル・ダム・デュ・サブロン教会があります。この教会の北隣は、日曜日の骨董市で有名なグラン・サブロン広場です。周りにはチョコレート店がたくさんありました。

右：広場からチョコレート店の多い通りを物欲しそうに眺めています。 下：しゃれたカフェ多数。壁に大きな鐘が。 右下：ノートル・ダム・デュ・サブロン教会

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