マルクト広場、ブルグ広場
Markt and Burg, Brugge
運河に囲まれた楕円形のエリアのほぼ中央に、マルクト広場があります。13世紀初めにイギリスとの羊毛交易のために市場が開かれ、それがやがて広場になったそうです。マルクト広場の南東隣にはブルグ広場があります。14世紀から市庁舎が置かれ、現在に至るまで市政の中心を担っています。
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マルクト広場 Markt
徒歩や自転車に乗った観光客が集まっては散り、馬車を引く馬のひづめの音が絶えず響いています。
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↑ブルージュの象徴でもある、ギルドホールの上にそびえる高さ83mの鐘楼。広場の南側にあります。町のどこにいてもよく見えます。1350年、火事で焼失した木造の鐘楼に代わって、現在見られるような石造りの塔が建てられたそうです。 |
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広場の北側と西側には、各種の職業の互助組合であるギルドが建てた館、「ギルドハウス」が並んでいます。現在、これらの建物はカフェやレストランになっています。上の2枚の写真は広場の北側のギルドハウス、左は西側のギルドハウスです。 |
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↑広場の東側にある西フランドル州庁舎。19世紀に建てられたネオ・ゴシック様式の建物。州庁舎の建つ前は、運河に設けられた荷揚げ場を覆う、Waterhalleという建物がありました。庁舎の地下には今でも運河が残っているそうです。 |
ブルグ広場 Burg
↑右端は市庁舎(Stadhuis)。中央の白い建物は古文書館。
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↑広場の西側にある聖血礼拝堂(H.Bloed-Basiliek。中央の黒っぽい建物)。十字軍が持ち帰ったといわれるキリストの聖血を祭る教会。 | ↑以前は裁判所だった、'Brugse Vrije'と呼ばれる建物。現在は古文書館。 |
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