ダムセ・ファールトとスヘレ風車
Damse Vaart & Schelle Molen
運河を航行する観光船に乗り、ブルージュからダムへ日帰り観光しました。
「ベルギー」もくじ
ダムセ・ファールト航行
ダムセ・ファールト(ダム運河)は、フランス皇帝ナポレオン1世の命令によって造られたことから、ナポレオン・ファールト(ナポレオン運河)とも呼ばれています。夏の間、日に5往復、ブルージュとダムの間を観光船'Lamme Goedzak'が運航しています。
桟橋に船が接岸すると年配の船長さんが降りてきて、乗船が始まりました。ブルージュ発の第1便でしたが、私たちを含めてお客は20人近くいました。切符は乗船の時に船長さんから買います。大人1人往復7.5ユーロ(900円)でした。
眺めの良いデッキに座りましたが、船室はカフェになっていて、バーカウンターもあります。テーブルも椅子も年季が入っているのにピカピカで、どのテーブルにもクロスが敷かれ、生花が飾ってありました。デッキも手入れが行き届いています。船はとても大事にされているようです。
| |
↑ブルージュ郊外の桟橋に立っている案内板 | ↑ダム発第1便のLamme Goedzakがブルージュに到着 |
| |
↑並木に囲まれたダムセ・ファールトを進み、ダムの町を目指します。 | ↑船尾からブルージュを振り返って。ベルギーの国旗が翻ります。 |
| |
↑運河沿いの道は格好のサイクリングコース。自転車にすいすい追い抜かされますが、観光船はのんびり進みます。 | ↑牛、馬、羊。田園風景が広がります。 |
| |
↑巣作り中のカモのカップル | ↑水蓮 |
| |
↑40分の船旅の末、左の岸にスヘレ風車が見えてきました。ダムに到着です。 | ↑スヘレ風車を振り返って |
↑ダムの町。観光船の桟橋は橋の少し手前、画面の右手にあります。
| |
↑ダムの桟橋に接岸中のLamme Goedzak。右手にはスヘレ風車が見えます。 | ↑船はダムでお客さんを乗せ、折り返しブルージュへ。 |
| |
↑ダムを越えて運河はまだまだ続きます。10km先にあるオランダの町スルイスまで、ほぼまっすぐ伸びています。 | ↑ブルージュの方角を振り返って |
スヘレ風車 Schelle Molen
現在見られるスヘレ風車は、年代物の風車の壁を覆って1867年に建てられたものです。それ以前の古い風車は、13世紀半ばまで歴史を遡ることができるそうです。1963年まで実際に使用されていましたが、その後、西フランドル州によって買い取られ、文化財として保存されています。
| |
| ↑スヘレ風車の風見。昔、ダムの漁師に捕まった、カサンドラという名前の人魚とか。 |
| |
メェが1頭、恐い顔しながら寄ってきて、「そこの日本人!ダムに来たらだじゃれを言わなきゃだむじゃないか」。風車近くの牧場にて。 | ↑風車そばの並木。道に涼しい影を落としています。 |
「ベルギー」もくじ
|