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洗濯槽の汚れを掃除
2017年6月29日(木)


毎年、7月初めにマンション各戸の排水管点検がある。ちょうどいい機会なので、それに合わせて洗濯槽の掃除をしている。「今年もそんな時期なんだ、1年なんて早いものだねぇ」としみぢみしながら、洗濯槽の掃除に取りかかった。

洗濯は毎日欠かさないが、今のところ槽の掃除は年1回で十分そうだ。4年ほど前に洗濯機を買い換えたのだが、以前のものは新しいうちでも年2回でも足りないくらいだった。数年の間に洗濯機の性能が上がり、手入れが楽になったのだろうか。家庭用洗剤の性能向上も著しいそうなので、日ごろ使っている洗濯用洗剤が、石けんカスを減らすなど改良されたことも、汚れが軽くなった一因かもしれない。

準備
  • お道具:酸素系漂白剤500g、バケツ、茶こし(下記参照)、やかん
  • 所要時間:4時間10分(放置時間と洗濯時間の3時間45分を含む)

茶こしは水面に浮き上がった汚れを集めるのに使う。100円ショップで見つけた茶こしが大中小の3個セットで、最小のものは小さすぎて使うあてがなく、今回の目的に転用した。金魚すくいのような形をした、目の細かいネットがあれば便利だと思う。

1. 洗濯槽にお湯と漂白剤を投入

1) 給湯器の温度を40度にセットしたら、バケツにお湯をくんで洗濯槽に入れる。高水位までためなくてはならないので、水道の蛇口から何度もお湯のなみなみ入ったバケツを持ち上げて洗濯機に移すのは、結構キツい。5杯でもまだ槽の底にちょろっとたまっただけ。12杯でようやく半分くらいになった。

2) バケツ作業を中断し、台所に行ってやかんに満杯の水を入れ、火にかける。口から湯気が立ち昇るくらい熱くなったら、洗濯槽に注ぎ入れる。これは、槽のお湯の温度が下がりすぎるのを防ぐためだが、熱いお湯で洗濯機が傷まないよう、このタイミングで行った。

3) バケツ、再開。5杯入れたらやっと高水位になった。熱湯を追加したおかげで、ちょうどいい湯加減だ。

4) お湯が冷めないうちに手早く漂白剤を投入する。しゅわしゅわ〜っと軽やかな音を立てながら、漂白剤が沈んでいく。洗濯機のフタを閉じたら、フタの窓がたちまち湯気で曇った。


2. 漂白剤とお湯を混ぜ合わせて寝かせる

1) 洗濯機の電源を入れたら、標準コースの「洗い」だけ残して、つまり、「すすぎ」と「脱水」はナシにして「スタート」ボタンを押す。衣類の入っていない洗濯機は漂白剤を溶かしながら、8分の間、ごろごろと回っていた。

「洗い」が終わったので、洗濯槽の水がどんなふうになったのか、怖いモノ見たさでフタを開けた。チョットだけヨ・・・げげげ。毎年見ているけれど、やっぱりばっちいぞう。次の写真はその衝撃の瞬間で、お見苦しいのでばっちい部分を花の絵でごまかしてある。


2) 洗濯機の電源を切り、そのまま3時間放置する。この「寝かせる時間」が大事なのだ。長き熟成を経てリリースされる極上のヨゴレ・・・って、ワインちゃうわ。

3. 洗浄して仕上がりをチェック

1) 3時間後、洗濯機のフタを開け、目立つ汚れを網(もはや茶こしではないのだ)ですくい取る。大きいものだけでも取り除いておけば、必要以上に排水を汚さずに済むだろう。

2) 洗濯機の電源を入れ、標準コースで洗濯を開始する。つまり、洗濯液と残った汚れを洗い流す。終わったら、洗濯槽にどれくらい汚れが残ったかチェックする。槽の底や側面にたくさんこびりついているようなら、もう1、2回、洗濯を繰り返す必要があるが、今回もほんのわずかなので、これにて終了。

あとがき

去年まで、塩素系漂白剤を含む洗濯槽専用のクリーナーを使っていたが、臭いが苦痛だった。今年は酸素系漂白剤のクリーナーという選択肢もあったが、長い間、台所用に使っている、たっぷり入ってお値段も手頃な酸素系漂白剤にしてみた(次の写真)。分量も手順も専用クリーナーの説明書をお手本にし、てきとーに我流を混ぜた。浮き出た汚れを見る限り、洗剤としてきちんと機能しているようなので、あしたの洗濯で特に問題がなければ、来年以降もこの方法でいこうと思う。

 ↑シャボン玉酸素系漂白剤。750g入り。メーカーはシャボン玉石けん。2017年4月、ヨドバシドットコムで380円で購入。

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