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東京港野鳥公園
2019年4月28日(日)


浜松町駅から東京モノレールの各駅停車に乗り、ビルや倉庫に囲まれた運河を眺めながら進むこと、3駅目。流通センター駅から十数分歩くと、東京港野鳥公園の入り口があった。埋め立ての過程で自然にできた干潟を、東京都が公園として整備した。

入園するとすぐに水辺に出るのかと思ったら、森や芝生の広場があり、新緑がまぶしい。散策だけでも十分楽しめる場所だ。野鳥の観察小屋を巡る小径の両側は深い木立で、高い所から鳥のさえずりが響く。都心からほど近く、物流の大動脈・東京港は目と鼻の先なのに、こんな豊かな自然があるなんて驚いた。


↑野鳥公園の入り口

↑園内から受付の建物を振り返って

↑野鳥公園の南隣は、東京都中央卸売市場大田市場。

干潟



↑野鳥公園の3km南は羽田空港。時折、人工の鳥が空を横切る。

野鳥

私の非力なレンズでは遠くにいる鳥をとらえきれないため、おとうさんの写真を借りた。

↑チュウシャクシギ(中杓鴫)、2羽。

↑チュウシャクシギ。おとうさん写す。

↑オオバン(大鷭)。おとうさん写す。

↑キョウジョシギ(京女鷸)。岩の表面をつついて何か食べている。おとうさん写す。

↑干潟を歩くセキレイ(鶺鴒、鶺䴇)。おとうさん写す。

ネイチャーセンター

ネイチャーセンターは「潮入りの池」に面した施設だ。1階から3階は「潮入りの池」を見渡す広い観察ルームで、干潟の自然を中心に据えた展示もある。地下1階は戸外に向かって見学用の通路が設けられ、干潟を間近に眺めることができる。


↑野鳥公園で見られる鳥のぬいぐるみが展示されている(次の写真も)。大きさも重さも本物と同じになるように作られているそうだ。表情や姿勢からも鳥の特徴がよくわかる。スタッフの方の手作りだろうか。柄物の布をまとったコもいて、かわいい。実際に手にとってみると、カラスがかなり重くて意外だった。


↑石ころ、鳥さんのペーパーウエイトになって活躍中。こちらも手作りのようだ。

↑おもしろいぞ、「干潟ってどんなところ?」

↑砂地に突き出たナゾの白フックをそっと引き上げると・・・。生き物が地面の下でどんなふうに生活しているのか、よくわかる。

↑地下1階。通路のおかげで、泥足にならずに干潟の上を歩くことができるのだ。
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