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クメール料理「アモック」を作る
2025年1月20日(月)


カンボジア旅行で魅せられた郷土料理「アモック」が忘れられず、あれこれレシピを検索して作ってみた。淡水魚の雷魚(ライギョ)を数種のハーブといっしょにココナッツミルクで煮込んだスープだ。

でも、雷魚なんて東京ではまず手に入らないだろう。白身魚ならいいようなので、新鮮な旬のタラをたっぷり使ったところ、期待以上においしくできて大満足だ。あぁもっく(と)食べたい・・・。


材料

ココナッツミルク缶の容量に合わせて作った。3人前できるよ。

  • 生タラ 350g前後
  • 玉ねぎ 中1個
  • 赤ピーマン 1個
  • パクチー 適量
  • しょうが 1かけ(すりおろして大さじ1程度の大きさ)
  • ピーナッツ 12粒。殻や皮を取り除いておく。
  • ココナッツミルク 400ml
  • 乾燥レモングラス 10本[*]
  • 乾燥カフェライムリーフ ホール状のもの4枚[*]
  • ターメリックパウダー 小さじ1.5[*]
  • カレーパウダー 小さじ1
  • ナンプラー 小さじ2弱
  • サラダ油
  • 白ご飯 適量

* あまり一般的でないのか、スーパーの香辛料コーナーにはなかったので、インターネット通販で買った。どれも小さなビン入りで240〜340円ほど。


主なお道具

  • フードプロセッサー(なければすり鉢&すりこぎ)
  • フライパン
  • フライパン用のフタ
  • ペーパータオル 1、2枚

作り方

調理時間の目安:45分

1. レモングラスをハサミで細かく刻む。

2. しょうがをすりおろす。

3. 玉ねぎ半分を3cm角くらいに刻む。

4. パクチーの葉を摘み取ってボウルなどに入れ、乾燥しないようラップをしっかりかける。

5. フードプロセッサーに次の材料を入れてペースト状にする:1.のレモングラス、2.のしょうが、3.の玉ねぎ、ピーナッツ、ターメリックパウダー、カレー粉

6. タラを5cmほどの大きさに切り分けて塩を振る。ドリップ(水分)がしみ出たらペーパータオルでふき取る。

7. 残った玉ねぎを薄切りに、赤ピーマンを細切りにする。

8. フライパンにサラダ油を引き、中火で5.のペーストを炒める。香りが立ってきたら火を弱め、薄切りの玉ねぎと赤ピーマンを加えてしんなりするまで炒める。

9. タラを加えてさらに炒める。表面の色が変わったら、ココナッツミルク、カフェライムリーフを加えて強火にする。沸騰したら弱火にしてフタをし、15分間煮込む。

10. ナンプラーを加えて味付けしたら、カフェライムリーフを取り除く。

11. アモックと白ご飯を別々の器に盛る。パクチーを添えてできあがり(冒頭の写真)。アモックはご飯とまぜまぜしながらいただくのがカンボジア風なんだって。


メモ

ナンプラーは塩味がとても強いので、調味料としての塩は一切加えなかった。カンボジアで出された料理はどれも薄味だったこともあって、今回アモックを作りながらナンプラーの塩味だけで十分と感じた。

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