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リマからクスコへ 午前6時20分。ランペルー航空の便で首都リマを発ち、クスコへと向かった。30分ほどすると雲海が途切れ、朝日に輝く雪山が見え始めた。
サルカンタイはクスコの北西約70kmに位置する。6,000mを優に超えているのに、アンデス山脈では39位という「低さ」。有名なマチュピチュ遺跡はこの山の北にあり、直線距離にしてわずか20kmほどだが、近すぎるのか、サルカンタイが高すぎるのか、たぶんその両方だろうが、機内からは見えなかった。 ずいぶん長い間、サルカンタイがすぐそこにあり、何度もカメラのシャッターを押すことができて、大満足だった。機長さんから、サルカンタイとマチュピチュ遺跡についてアナウンスがあったので、もしかしたら、少し速度を落とすなどしてサービスしてくれたのかもしれない。
右端の高い頂が、スペイン語名で「ベロニカ」(Veronica)とも呼ばれる、ワカイ・ウィルカだ。上空から眺めると、こんなふうに先端がツンと尖っているが、聖なる谷の観光中に見える姿は、きれいなピラミッド型をしている。
消えかかった朝もやの下に、インカの時代から耕されてきた畑が広がる。小さな湖は、どれも空の色を映して青い鏡のようだ。写真は、丘陵地の上空から北の方角を見ている。正面の、少し幅のある山はチコーン(Chicon/Chicón。5,530m)、右端の雪山はサワシライだ(Sahuasiray。5,818m)。丘陵地と山岳との間には、インカの保養地だった「聖なる谷」がある。
リマを出発して1時間後、クスコに到着した。写真の中央の雪山はサワシライ、その左の、少し雪をかぶった山はチコーンだ。 ![]() |