ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド 公演会場「RDSアリーナ」の入り口の脇に、大きなバナーがかかっていた。ダブリン公演は5月5、7、9日の3日間。いずれの日もチケットは瞬く間に完売したそうだ。競争率が超高いのに私たちがチケットを2枚も入手できたワケは、このページの末尾にて。 開演を待ちわびながら 17:00に入場が始まった。チケットの確認、手荷物検査、リストバンドの装着・・・他のお客さんたちに混じってぞろぞろと進み、指定の席に収まった。夕方一時雨との予報だったけれど、空は青い。このまま降らないでいてほしいなぁ。
ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド公演 19:15、ついに始まった。
拍手と歓声の中、惜しまれつつ終演した。22:15ごろだったと思う。あっという間の3時間。大盛り上がり&ノリノリの、実に楽しいコンサートだった。
やってくれたよ、Ticketmaster 〜 チケット入手のいきさつ
はるばる海を越えて公演を聴きに行くのだから、最大限楽しんで来たい。また、チケットの確保を成功させるために、次をポイントにしている。
さて、1年前の2022年5月27日、Ticketmaster.ieからブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドのダブリン公演のチケットが発売された。予告の通り、ダブリン公演は5月5日と7日の2日間だった。 両日ともおとうさん1名分のチケット確保を目指し、発売と同時にTicketmaster.ieにアクセスした。でも、前評判からして無理かも・・・ちょっと弱気にもなっていたが。 まず、初日の5月5日を指定して検索してみる。すぐに座席の候補が現れたばかりか、かなりステージに近い番号だ。ホントに買えるの?と半信半疑だったが、今はとにかくチケット入手が最優先、細かい事は後回しにして支払いに進んだ。 やった、1枚はゲットしたぞう、でも、よく買えたなあ・・・。まだ胸がどきどきしている。気合いを入れ直して、この勢いで7日の分もゲットだ。 ブルースの公演を1回は聴きに行けることになったので、2日目の分は少し落ち着いて検索を進めることができた。次は5月7日の分だ。日にちを指定すると、座席はかなり後ろのようだが今度も無事に確保できた。またしても信じられないが、とにかくお支払いをば・・・ちょい待ち、あれれ、小さく5月9日って書いてある!?キツネにつままれた気分とはこのことだ。間違いなくTicketmaster.ieだよね、ここ・・・ダブリン公演に3日目があるなんて聞いていないよ。 もたもたしているとタイムアウトしてしまう。急ぎTwitterで検索したら、なななんと、発売と同時に5月9日の公演が追加になったと話題になっていた。ウチは9日でも構わない。とにかく詐欺サイトなんかじゃないとわかったので(Ticketmasterさん、疑ってゴメンネ)、あたふたと購入画面に戻って支払いを済ませた。 指定の日にちに残席がなければ、「9日でもいい?」って確認くらいしてくれればいいのに・・・。ぎく・・・もしや1枚目のチケットも???Ticketmasterから届いた手配完了メールをあらためたら・・・あ”っ、やっぱり5月9日ぢゃん!ダブリンに行くのはおとうさん1人だといふのに、5月9日のチケットを2枚入手していたのだった。 どうやら、ダブリン公演は5日・7日の2日間とも瞬時に完売し、自動的に9日の分に移ったけれども、予告なしのいきなりの追加だったため、冷静沈着に日にちを確認して「残念だけど9日じゃ行けないや」とあきらめた人はチケット入手レースから離脱し、皮肉にも、私のようにチケット・ゲットに目がくらみ、ろくすっぽ確かめもしないそそっかしい人間に運が回ってきた、ということだろう。そうじゃないと、ブルースのチケットなんてゲットできるワケないもん。やってくれたよ、Ticketmasterさん。 でも、チケットは2枚あるけれど同じ日・・・。「困った困ったどうしよう」を続けて、私もダブリンへ行くとの結論が出たのは、7か月後の今年の1月だった。家計の面では予定通りおとうさん1人で行ってもらうのがいちばん良かったが、伝説的アーティストのブルースのチケットをムダにするなんて、とてもできなかった。これまで以上に制約の多い旅程ではあったけれど、旅行が終わった今、楽しかったライブを思い出すたびに私もダブリンでブルースの音楽を聴くことができて、本当に幸せだったと感じている。ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドとおとうさんに感謝、だ。そうそう、Ticketmasterさんにもネ。 |