トップページ旅路の記


ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド
ダブリン公演
2023年5月9日(火)


公演会場「RDSアリーナ」の入り口の脇に、大きなバナーがかかっていた。ダブリン公演は5月5、7、9日の3日間。いずれの日もチケットは瞬く間に完売したそうだ。競争率が超高いのに私たちがチケットを2枚も入手できたワケは、このページの末尾にて。

「ダブリン2023」もくじ


開演を待ちわびながら

17:00に入場が始まった。チケットの確認、手荷物検査、リストバンドの装着・・・他のお客さんたちに混じってぞろぞろと進み、指定の席に収まった。夕方一時雨との予報だったけれど、空は青い。このまま降らないでいてほしいなぁ。

↑17:20。開演までまだ2時間近くある。

↑見上げる。すごくヒマだけれど、わくわくしている。

↑18:00。空の片隅に黒い雲が現れたと思ったら、たちまち空を覆って大粒の雨が落ちてきた。天気予報の通りだ。屋根の端っこの真下なので雨水をまともに浴びるはずが、簡易レインコートのおかげで濡れネズミにならずに済んだ。ビール売りのスタンドの販売員さんもビニールのポンチョに身を包んでいる。

↑19:00。開演予定時刻になった。いつしか雨雲は遠ざかり、会場には熱気とそわそわ感が戻っていた。

ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンド公演

19:15、ついに始まった。








↑20:45。ステージの上も寒そうだ。ブルースは半袖シャツからジャンパー姿に。かぜ引かないでね。


拍手と歓声の中、惜しまれつつ終演した。22:15ごろだったと思う。あっという間の3時間。大盛り上がり&ノリノリの、実に楽しいコンサートだった。


↑入場時、係員さんが手首に巻いてくれたリストバンド。

やってくれたよ、Ticketmaster 〜 チケット入手のいきさつ

↑公演名がリストされたTicketmaster.ie(アイルランド)の私のアカウント。アイテムをクリックすると、バーコードのついたデジタルチケットが表示される。

はるばる海を越えて公演を聴きに行くのだから、最大限楽しんで来たい。また、チケットの確保を成功させるために、次をポイントにしている。

  • 公演が複数回ある都市を選ぶ。できれば2公演行きたい。
  • チケット枚数はおとうさん1名分が基本。私がいっしょの場合でも、1枚ずつ別々に購入する。座席は離れるが、この際、問題にしないのだ。カップルかグループ用に複数枚買いたい人が多いようで、特に超人気公演では1枚なら成功率が上がるよ。←過去の経験から

さて、1年前の2022年5月27日、Ticketmaster.ieからブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドのダブリン公演のチケットが発売された。予告の通り、ダブリン公演は5月5日と7日の2日間だった。

両日ともおとうさん1名分のチケット確保を目指し、発売と同時にTicketmaster.ieにアクセスした。でも、前評判からして無理かも・・・ちょっと弱気にもなっていたが。

まず、初日の5月5日を指定して検索してみる。すぐに座席の候補が現れたばかりか、かなりステージに近い番号だ。ホントに買えるの?と半信半疑だったが、今はとにかくチケット入手が最優先、細かい事は後回しにして支払いに進んだ。

やった、1枚はゲットしたぞう、でも、よく買えたなあ・・・。まだ胸がどきどきしている。気合いを入れ直して、この勢いで7日の分もゲットだ。

ブルースの公演を1回は聴きに行けることになったので、2日目の分は少し落ち着いて検索を進めることができた。次は5月7日の分だ。日にちを指定すると、座席はかなり後ろのようだが今度も無事に確保できた。またしても信じられないが、とにかくお支払いをば・・・ちょい待ち、あれれ、小さく5月9日って書いてある!?キツネにつままれた気分とはこのことだ。間違いなくTicketmaster.ieだよね、ここ・・・ダブリン公演に3日目があるなんて聞いていないよ。

もたもたしているとタイムアウトしてしまう。急ぎTwitterで検索したら、なななんと、発売と同時に5月9日の公演が追加になったと話題になっていた。ウチは9日でも構わない。とにかく詐欺サイトなんかじゃないとわかったので(Ticketmasterさん、疑ってゴメンネ)、あたふたと購入画面に戻って支払いを済ませた。

指定の日にちに残席がなければ、「9日でもいい?」って確認くらいしてくれればいいのに・・・。ぎく・・・もしや1枚目のチケットも???Ticketmasterから届いた手配完了メールをあらためたら・・・あ”っ、やっぱり5月9日ぢゃん!ダブリンに行くのはおとうさん1人だといふのに、5月9日のチケットを2枚入手していたのだった。

どうやら、ダブリン公演は5日・7日の2日間とも瞬時に完売し、自動的に9日の分に移ったけれども、予告なしのいきなりの追加だったため、冷静沈着に日にちを確認して「残念だけど9日じゃ行けないや」とあきらめた人はチケット入手レースから離脱し、皮肉にも、私のようにチケット・ゲットに目がくらみ、ろくすっぽ確かめもしないそそっかしい人間に運が回ってきた、ということだろう。そうじゃないと、ブルースのチケットなんてゲットできるワケないもん。やってくれたよ、Ticketmasterさん。

でも、チケットは2枚あるけれど同じ日・・・。「困った困ったどうしよう」を続けて、私もダブリンへ行くとの結論が出たのは、7か月後の今年の1月だった。家計の面では予定通りおとうさん1人で行ってもらうのがいちばん良かったが、伝説的アーティストのブルースのチケットをムダにするなんて、とてもできなかった。これまで以上に制約の多い旅程ではあったけれど、旅行が終わった今、楽しかったライブを思い出すたびに私もダブリンでブルースの音楽を聴くことができて、本当に幸せだったと感じている。ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドとおとうさんに感謝、だ。そうそう、Ticketmasterさんにもネ。

「ダブリン2023」もくじ


トップページ旅路の記