ハノイの街
〜街角〜

自由になる時間が限られていたため、旧市街に出たのは束の間のことだったが、車窓から、あるいは市場見学の合間にハノイの日常を垣間見ることができた。

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↑ハスはベトナムでは神聖な花とされ、国花にもなっている。7月の開花時は池一面ピンク色に染まり、とても美しいそうだ。残念ながら、時期を逃した。

↑至る所にフォーのお店がある。ガイドさんによると、1杯2〜5米ドル（210〜525円）と、お店によって値段にかなり違いがある。そのお店がテナントかどうか、エアコンがあるかどうかによってほぼ値段が決まるそうだ。

↑わん・にゃんだって食材屋さんに狙われているというのに、コッコがうろついてだいじょうぶなのかな。

↑自転車タクシー「シクロ」の駐輪場

街並み

↑オペラハウス。19世紀末のフランス植民地時代に建てられた。

↑市街のビルにもフランス植民地時代の名残りが。東南アジアながら、どこかヨーロッパ風の建物が多い。

↑フランス様式の建物に足裏マッサージの看板。やっぱりアジアだね。

ホンダ、ホンダ、ホンダ、ホンダ

小型バイクは「ホンダ」の名前で親しまれ、ベトナムの人たちにとってなくてはならない交通手段となっている。20年ほど前、ホンダのバイクが初めてベトナムに導入されるや否や爆発的な人気を集め、今では小型バイクといえばすべてホンダと呼ばれるまでになったそうだ。日中もすごいが、朝のラッシュアワーともなれば、通勤、通学、商品運搬のホンダが道路にあふれ返る。

排気ガスや砂ぼこりで空気がひどく汚れているせいで、ほとんどの運転手さんがマスクをしている。サングラスだけ出して顔をタオルで覆っている人もいる。ヘルメットは決まって半帽タイプなので、タオル巻きの運転手さんを見ると、60年代末の日本の学生運動や過激派のお兄ちゃんを連想してしまうのだった。

↑無数のホンダに囲まれて、自動車はどこか遠慮がち。

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