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アルファマ地区
Alfama
アルファマはリスボンでいちばん古い地区だ。サン・ジョルジェ城をいただく丘の斜面を、細い小路や階段がくねくねと這う。道は建物に遮られて薄暗く、思いがけなく小さな広場に出たりすると陽の光がまぶしかった。
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路地
ポルタス・ド・ソル広場から階段をどんどん下り、テージョ川沿いの大通りに抜けた。下るに従って路地は狭くなり、左右から家々の壁が迫った。
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| ↑ポルタス・ド・ソル広場から眺めたアルファマ |
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| ↑アルファマ南部、テージョ川沿いの大通りの建物。どれも古そうだ。 |
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| ↑18世紀半ばの邸宅を改装したホテル。アルファマ南部、川沿いの大通りにて。 |
リスボン大聖堂 Sé
リスボン大聖堂(Sé de Lisboa)は、地元では単に「セー」と呼ばれる。建立が始まったのは1150年で、キリスト教徒軍がムスリムのムーア人からリスボンを奪った3年後のことだった。
身廊のステンドグラスや、発掘中の回廊の彫刻が美しい。見学を終えて外に出ようとしたら、中央の祭壇の隣の部屋で赤ちゃんの洗礼が始まった。初めて見る儀式に、つい、足が止まり、他の観光客に混じってじっと見入ってしまった。
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| ↑回廊では大がかりな発掘が行われている |
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