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リスボン

リスボン・プラザホテル
Hotel Lisboa Plaza


交通至便、静かな環境、設備の3つの条件で探し、各種旅行情報サイトでの評判も調べたうえで、リスボン・プラザホテルに決めた。期待以上の快適なホテルだった。スタッフの皆さんの温かい応対のおかげで、滞在がさらに楽しいものになった。

名所の多い旧市街にあり、メトロ(地下鉄)アヴェニダ駅から徒歩2分で、私たちのような散策型の物見遊山にはもってこいの立地だった。交通量の多いリベルダーデ通りが目と鼻の先だが、少し奥まった場所にあり、静かだ。

客室の設備は不自由なくそろい、電子ロック式のセイフティ・ボックスとミニ・バーもある。客室も含め、Wi-fi接続が無料で利用できる。

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リスボン・プラザホテルの玄関
↑玄関

南蛮屏風
↑フロントデスクの奥できらびやかな光を放つ南蛮屏風。リスボン東洋美術館に展示されているものの複製だと思うが、チェックインの時は本当にびっくり。天正遣欧使節がはるばるやってきた国なんだなぁ。

夕方、テラスからリベルダーデ通りを望む
↑5階に心地良いテラスがある。夕方、リベルダーデ通りの石像を見下ろして。

ホテル内あれこれ
↑ホテル内あれこれ
左上:エレベーターの内装はアズレージョ(タイル画)
右上:ダイニングから眺めた中庭。ここにもアズレージョが。
左下:ラウンジ
右下:陶製のコッコの置き物。いかにもポルトガル。

古いもの

クローゼットの扉の内側には革のストッパーが付いている。便座の隣にあるのは何だろうと思ったら、ビデだった。本物を見るのは初めてだ。客室の窓はサッシュと木枠の窓で二重になっているが、温暖な気候のリスボンには不釣り合いな気がする。あちこちで古くからの調度がそのまま使われているので、二重窓は断熱のためというより、古い木枠の窓も大切に残してあるのだろう。

古めかしい調度
   ↑左はクローゼットの革のストッパー。右は木枠の窓の掛金。

朝食

充実した物見遊山は充実した朝ご飯から。リスボン・プラザホテルの朝食バイキングは新鮮&おいしいうえ、日替わりのものも多く、毎朝、何が並ぶのか楽しみだった。菓子パンならまだしも、朝ご飯にケーキの種類が豊富というのは初めてだが、どれも作りたてでおいしく、甘いモノ好きにはこたえられない。ポルトガルの濃いコーヒーをおかわりしながら、朝からケーキ三昧だった。著名な菓子職人さんが作っているらしく、デザートコーナーに顔写真入りの紹介文が掲げてある。

朝食バイキング
↑朝食バイキング。ごく一部。
左上:デザートコーナー。3分の2がケーキ。残りはくだもの。
右上:上の段はパン。下はハム、チーズ、野菜などのおかず。
左下:エスプレッソ・サーバー。何度いれてもおもしろい。
右下:小麦の香り高いパン。種類も豊富。

私の朝ご飯
↑私の朝ごはん。別々の日です、念のため。
左上:骨までホロホロ、薄味さるでぃ〜にゃ(イワシ)と生チーズ
右上:コーヒーに映ったアズレージョと空
右下:左上から時計回りに、ポルトガルのエッグ・タルト「パステル・デ・ナタ」、プチ・シュークリーム、カステラ巻きのシロップ漬けみたいな「トルタ」。「伊達巻き」と命名して毎朝賞味していた。

朝食バイキングのケーキあれこれ
↑朝食バイキングのケーキあれこれ
左上:パステル・デ・ナタ(上述)
右上:各種ベリーをトッピングしたムース
左下:アーモンドのケーキ
右下:トルタ(上述)

バー

こざっぱりした静かなバーで、何時間でも落ち着いて座っていられる。1回しか利用しなかったのは本当に心残りだ。

ポルトワインてこんなにおいしいんだね。空のグラスからは、干しぶどうのようないい香りが・・・。マスターがボトルを掲げてくれたので、ラベルを写した。帰国後、ワイナリーBurmesterのWebページをのぞいたが、同じラベルが見当たらない。バーやレストラン向けなのかな。

バー

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