ポルト歴史地区とガイア 2
ガイアの丘の坂道を登る途中、脇道の階段にそれた。丘の上の目的地まで行くのに車道は遠回りだが、階段なら近道だからだ。整備されたばかりのぴかぴかの階段に、ハトとカモメとネコが入り乱れて群がっていた。地面にパンくずのようなものが散らかっていたので、だれかエサをまいたのだろう。
階段はすぐに終わり、登り坂の路地をしばらく進むと、線路のある広い通りに出た。ポルトの丘の上からルイス1世橋を通って南へと続く、メトロD線の地上部だ。
「リスボン&ポルト」もくじ
モーホ公園とセーラ・ド・ピラール修道院からの眺め
線路の西にはモーホ公園が、東にはセーラ・ド・ピラール修道院がある。どちらも眺望がすばらしい。
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↑メトロD線。モーホ公園駅付近にて。電車の向こうにセーラ・ド・ピラール修道院の石垣が見える。 |
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↑ポルト旧市街。針の先端のようなクレリゴスの塔。その右の白い大きな建物はエピスコパル宮殿。モーホ公園北隣の展望台から眺める。 |
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↑ポルト旧市街。モーホ公園から眺める。 |
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↑セーラ・ド・ピラール修道院 |
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↑セーラ・ド・ピラール修道院からガイア方面を眺める。手前の緑はモーホ公園。 |
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↑セーラ・ド・ピラール修道院からルイス1世橋とポルト旧市街を眺める |
ルイス1世橋・上の橋からの眺め
ガイアをあとにし、ルイス1世橋の線路脇の歩道を通ってポルト側に渡った。
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↑細長い赤屋根がガイアの丘の中腹を埋め尽くす。赤屋根はどれもワイン貯蔵所で、数の多さに圧倒される。 |
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↑ポルト旧市街 |
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↑ガイアを振り返って。ワイン貯蔵所は橋の西側に集中しているが、この写真のように東側にもいくつかある。丘の中腹の赤屋根がワイン貯蔵所、丘の上の建物はセーラ・ド・ピラール修道院だ。 |
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↑上の写真と同じワイン貯蔵所。屋根の文字のCALEM(カレン)は有名なワイナリー。 |
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↑ルイス1世橋がポルトに届くあたりでメトロD線は地下に潜り、歩道はそのままポルトの丘の上へと続く。遠目に見えていた古い砦が、ポルトに近づくにつれて迫ってきた。砦の下の線路はケーブルカーで、川岸と丘の上とを結んでいる。 |
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↑ポルト側の川岸にはカフェがいっぱい。オフシーズンで人通りは少ないが、夏は観光客であふれ返ることだろう。 |
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↑ガイアを振り返って。赤い屋根の森。 |
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↑白壁のエピスコパル宮殿が、ポルトの丘からドウロ川を見下ろす。 |
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