ポルトの丘
ガイアからポルトへとルイス1世橋を渡ったあとは、ドウロ川を離れて丘の上の旧市街を散策した。
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ルイス1世橋の北
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↑ルイス1世橋を北に抜けた直後、ポルトの旧市街を眺めて。クレリゴスの塔がひときわ目立つ。試練はもうゴメンだったのに、夕方、この塔に登ることになろうとは。とぅほほほ。 |
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↑上の写真と同じ場所を望遠で写す |
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↑右端の岩の向こうはCP(国鉄)サン・ベント駅。その左手奥に聖アントニオ教会の青いアズレージョ(タイルに描かれた壁画)が見える。 |
アリアドス通り
道の両側に建物が隙間なく立て込むポルト旧市街だが、アリアドス通りは中央分離帯が広い公園になっていて、今の時期は街路樹から葉が落ちていることもあり、見通しがよく開放感がある。
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↑重厚な古い建物が立ち並ぶ |
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↑公園の奥には、時計塔を背負った市庁舎が鎮座している。 |
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↑廃屋らしいが、ずいぶん立派な建物だ。 |
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↑公園の南は路面電車が走る道。落ち着いた色が古い街によく似合う。 |
クレリゴスの塔
18世紀半ば、クレリゴス教会が完成し、そのすぐあとに教会の裏手に追加されたという高い塔で、ポルトでもガイアでもどこにいてもよく見える。昨年2013年は、塔が完成してからちょうど250年にあたる記念の年だったそうだ。
あの高い塔まで行ってみようと言ったのは私だが、外から見るだけのつもりだった。しかし、おとうさんからてっぺんはいい眺めに違いないとそそのかされて、ついつい登ってしまった。
覚悟はしていたが、最上階に到達するまでが試練だった。左右から迫る石壁、狭くて急な階段。明かりといえば、小さな窓から差し込む冬の夕陽くらい。「ドラゴンクエスト」でも「ゼルダの伝説」でも、塔とかお城とか砦とか、主人公の勇者はいとも簡単に駆け回るけれど、お若い勇者さんではなく、おかあさん遊者の私には、塔とかお城とか砦とかの見学が目白押しのポルトガルの旅は、試練の連続でもあるのだ。
しかし、最上階のテラスから真下の屋根やドウロ川、向こうの丘にかすむガイアの街を一望した時、はるばる日本からやってきたのはここに立つためだったんだ、と放心したのだった。
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↑クレリゴス教会とクレリゴスの塔(奥)。教会の入り口でチケットを買い、建物内部の通路から塔へと進む。 |
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| ↑クレリゴスの塔、地上75.6m。こんな高いタワーに登りたい?たわーけたことを。 |
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↑最上階の1つ下の階から北方向を眺める |
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↑最上階のテラスから南西方向を眺める。ドウロ川が見える。川の向こう岸はガイア市。右手方向は河口と大西洋。 |
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↑最上階のテラスから南方向を眺める。丘の上の白い大きな建物はエピスコパル宮殿。 |
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