渓谷入り口〜二俣吊橋
JR中央線塩山(えんざん)駅からタクシーに乗り、西沢渓谷の入り口に到着したのは、日の出直後の午前6時40分だった。曇り空も手伝ってあたりは薄暗く、一段と寒く感じられた。足元の水たまりがカチカチに凍っている。指先が冷えて痛くなってきたので、急いで手袋をした。
「冬枯れの西沢渓谷」もくじ
渓谷に入る
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渓谷の入り口でキツネの親子が見送ってくれた。山のアーティストによって魂を吹き込まれた流木だ。 |
なれいの滝
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草が枯れ、葉が落ちて流れがよく見えるが、もの寂しい。冬枯れの谷を楽しもうとやって来たのに、夏のにぎやかさがちょっぴり懐かしくなった。「見わたせば 花ももみじもなかりけり つららおりたる 秋の西沢」。パロディ御免、藤原定家どの。 |
二俣吊橋
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二俣吊橋から右手・東沢方向を眺める。ギザギザの山頂は鶏冠山(とさかやま)。 |
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