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冬枯れの西沢渓谷

旅の準備と記録


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計画

路面が凍結するため、12月1日から4月28日までの間、旧森林軌道は閉鎖される。この間、通行できるのは渓流沿いの道のみで、終点の七ツ釜五段の滝まで行ったら、帰りは来た道を引き返すことになる。通行可能といっても、渓流沿いの道も雪や氷で滑べるので、雪山歩きに慣れている人でないと危険で、最低でも8本の爪のあるアイゼンが必要だそうだ。

紅葉で有名な西沢渓谷は、シーズン中、観光客でごった返す。そこで、紅葉が終わる11月中旬から、冬の通行規制が始まる12月1日までの間に出かけることにし、天気予報とにらめっこしながら最終的な日程を決めた。

行動報告

時間を気にせず、写真を撮りながらゆっくり歩きたいので、今回も早朝から渓谷に入った。前夜は甲府駅の近くに泊まった。次の表は、11月28日の渓谷歩きを中心とした行動記録だ。

時刻内容
05:52JR中央線甲府駅から高尾行き普通列車に乗車
06:12塩山駅到着。タクシー乗車。
06:40西沢渓谷入り口到着、渓谷歩き開始。
11:50渓谷最奥部到着。昼食。
12:35旧森林軌道に入り、下山開始。
14:40バス停「西沢渓谷入口」到着。渓谷歩き終了。
15:10山梨市営バスにて西沢渓谷入り口を出発
16:10JR中央線山梨市駅到着

早朝はバス便がないためタクシーを予約し、塩山駅から西沢渓谷入り口まで利用した(塩山は西沢渓谷の最寄り駅)。所要時間は約25分、料金は6,400円ほどだった。

私たちは8時間かけてのんびり一周したが、通常は4時間半のコースだ。距離は約10km。標高は渓谷の入り口で約1,000m、いちばん高い所で約1,280mある。氷の様子から、最低気温は氷点下だろう。終日曇って吐く息が真っ白だったから、日中の気温もひと桁台だったかもしれない。

お道具

  • カメラ:Olympus E-500 + Zuiko Digital 14-54mm f2.8-3.5。一部iPhone 4S。
  • 地図:『山と高原地図 26. 金峰山・甲武信 奥秩父 2012』(昭文社出版編集部)、『改訂新版 カシミール3D 入門編』(杉本智彦・著、実業之日本社)

アドレス集

旅行にあたって利用したサイトのアドレスを集めた。リンク・フリーと明記してあるサイトには、リンクを張らせていただいた。2012年12月上旬現在。

山梨市オフィシャルサイト(西沢渓谷観光情報、市営バス案内)

ハイウェイバスドットコム(新宿→甲府の高速バス切符の予約・購入)
     https://www.highwaybus.com/rs-web01-prd-rel/gp/index

甲府ホテル(甲府での宿泊)
     http://www.kofuhotel.jp/index.php

甲州タクシー(塩山駅から西沢渓谷入り口への交通)
     http://www.koshutaxi.com/

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