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竜神の滝


竜神の滝は、西沢渓谷の数ある名瀑の中で私が最も好きな滝だ。「幽谷にたたずむ」の形容がぴったりだし、もし、このあまり大きくない滝に竜神さまが住んでいるとしたら、小柄な神さまじゃないかな、なんて想像をかき立てられるからだ。今回も楽しみにしながら山道を登っていったら・・・なななんと、滝に竜神さまのヒゲが!

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↑三重の滝をあとにして、竜神の滝へと向かう。


↑竜神の滝。「幽谷の滝、いいなぁ」の感慨は長くは続かなかった。「おや?なんかある・・・」。

↑あっ、滝からヒゲが生えてる!・・・倒木のようだが、やっぱり竜神さまのヒゲということにしておこう。それにしても大きな倒木だ。取り除こうにも、場所が場所だけに難しいのではないだろうか。

↑恋糸(こいいと)の滝


↑母胎淵(ぼたいぶち)という名前のついた洞穴。水の流れに侵食されてできた岸辺のこうした穴は、「甌穴」(おうけつ)と呼ばれている(参考=ウィキペディア)。


↑方杖橋(ほうづえばし)。これは橋の名前ではなく、部材を斜めに配置して深い谷でも渡せるようにした、「方杖」という工法で架けた橋の意味(あちこちの話を総合して)。

↑方杖橋から写す。向こうに七ツ釜五段の滝(ななつがま・ごだんのたき)の滝壺が見える。数日前に雪が積もったそうだが、すぐに気温の高い日が続いて雪が溶けたからだろう、水量がずいぶん多い。地元の人の話では、下流の塩山市(えんざんし)でも用水路の水かさが増していたそうだ。

↑方杖橋の上から来た道を振り返って

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