![]() クレヨン画 紙にクレヨンで文字の輪郭を描きましょう。 おおまかな手順は次の通りです。
文末には、クレヨンでお絵描きするための設定もあります。
次の設定で新規に画像を開きます。
紙は無地ではなく、少し凹凸のあるものを作りましょう。クレヨンで描いた質感がよく出ます。 1) 新規レイヤーを作成します。この結果、[レイヤー1]ができます。 2) 描画色を#f9f9ef(白に近い黄色)に設定したら、Alt+Backspaceキーを押して塗りつぶします。 3) レイヤーパネル下部の[レイヤースタイルを追加]ボタン
紙ができました。わかりやすくするために、画像を紺色の線で囲んであります。 *1 「ワックスクレヨン」のパターンには、「木炭画用紙」のほかに「画用紙」と「上質皮紙」があります。木炭画用紙以外はキメが細かく、上記の描画方法では凹凸はほとんど見えません。好みや用途で紙質を選んでください。
文字を入力しましょう。ここでは、手書き風のChild's playというフォントを使うことにします。Child's playは次のサイトなどで無償で配布されています。どちらのサイトにも、フォントのインストール方法の説明があります。
横書き文字マスクツール
テキストを入力します。ここではcrayonにしました。入力しようとして画像をクリックすると、背景が突然ピンク色に変わりますが、ご心配なく。入力後、他のツールに変更すると元の背景に戻ります。また、テキストは選択範囲に変わります。
1) 新規レイヤーを作成します。この結果、[レイヤー2]ができます。 2) 描画色を#1d2088(濃い青)に設定します。 3) [パス]タブ(下の画像・ピンクの四角)を押して、パスパネルを開きます。 パスパネル下部の[選択範囲から作業用パスを作成]ボタン 4) ブラシツール 【ブラシプリセット】 左下の画像参照 [基本ブラシ]ライブラリの[半径5]のブラシを選びます。ライブラリの変更方法は、「ブラシライブラリを置き換える」をご覧ください。 【テクスチャ】 右下の画像参照
パスパネルの[作業用パス]が選択されていることを確認したら、同パネル下部の[ブラシでパスの境界線を描く]ボタンを押します。 パスに沿って、設定したブラシでテキストの輪郭が描かれました。レイヤーパネルを開くと、[レイヤー2]に描かれているのが確認できます。 5) 編集結果がよく見えるよう、パスを隠しましょう。アプリケーションメニュー[ビュー]→[エクストラ]を実行します。冒頭のクレヨン線画のできあがり。
上述のように機械的にパスに沿ってブラシを使う場合、ブラシの輪郭が丸くてもあまり影響はありませんが、自由に描く絵では滑らかすぎて、クレヨンらしさが乏しくなります。そんなときは五角形のブラシを使ってみましょう。手描きの粗さが得られます。このブラシの作り方をおおまかにお話しします。
それでは、作ったブラシをクレヨンに作り変えて、絵を描きましょう。
次はクレヨンで描いた私の自画像です。ブラシのマスター直径は5pxです。絵はともかく、線はクレヨンぽいでしょ? 最終更新:2011年5月17日 ![]() |