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Photoshop CS4基本操作
〜移動ツールによる移動と整列〜


いちばんよく使うツールといえば、移動ツール移動ツールでしょう。レイヤーの内容を移動させる基本機能に加えて、レイヤー同士を整列させたり等間隔にそろえるオプションもあります。

基本的な使い方
レイヤー内容を整列させる
レイヤー内容を等間隔で分布させる

最終更新:2011年3月4日

「Photoshop CS4基本操作」もくじ

基本的な使い方

次のものを移動するのに移動ツールを使います。

  • レイヤーの内容
  • 境界線を含む選択範囲の内容
  • ガイド(アプリケーションメニュー[ビュー]→[新規ガイド]で作成)

移動ツールそのもので任意の場所にドラッグすることはもちろん、キーを併用した次の操作も可能です。

操作目的
Shiftキー+ドラッグ垂直、水平、45度単位の角度に正確に移動
矢印キーを押す矢印の方向に1ピクセル移動
Shiftキー+矢印キーを押す矢印の方向に10ピクセル移動

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レイヤー内容を整列させる

整列ボタン

  1. 上端揃え
  2. 垂直方向中央揃え
  3. 下端揃え
  4. 左端揃え
  5. 水平方向中央揃え
  6. 右端揃え

複数のレイヤーの内容を整列させるには、移動ツールのオプションバーにある「整列ボタン」を使います(右の画像)。整列ボタンは6種類あり、レイヤーが2つ以上選択されると使用可能になります。

対象となるレイヤーを選択したら、整列ボタンを押して整列を実行します。

特定の位置を基準に整列させる

上記は単純にレイヤー同士を整列させる方法ですが、選択範囲を利用すると、特定の位置を基準にして整列させることができます。特に、あるレイヤーは動かさず、そのレイヤーを基準に整列させたいときに便利です。手順は次の通りです。

  1. 選択範囲を作ります(後述)。
  2. 整列の対象となるレイヤーを選択します。
  3. 整列ボタンを押して整列を実行します。

選択範囲を利用した整列では、選択範囲が基準になります。レイヤーの内容を選択したり、1行選択ツール1行ツールや1列選択ツール1列選択ツールで整列の基準となる選択範囲を作ります。

以下に、選択範囲を利用した整列の例を2つ挙げます。どちらも、ピンクの四角と水色の四角を垂直方向中央に整列させていますが、整列の基準となる選択範囲が異なります。

例1)ピンクの四角(の選択範囲)を基準にして、水色の四角を整列させます。

レイヤー内容の選択範囲を基準に整列

例2)1行選択ツールで作った選択範囲を基準にして、2つの四角を整列させます。

1行選択ツールによる選択範囲を基準に整列

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レイヤー内容を等間隔で分布させる

分布ボタン

  1. 上端を分布
  2. 垂直方向中央を分布
  3. 下端を分布
  4. 左端を分布
  5. 水平方向中央を分布
  6. 右端を分布

複数のレイヤーの内容を等間隔で分布させるには、移動ツールのオプションバーにある、「分布ボタン」を使います(右の画像)。分布ボタンは6種類あり、レイヤーが3つ以上選択されると使用可能になります。

対象となるレイヤーを選択したら、分布ボタンを押して等間隔分布を実行します。


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