![]() 点線・破線を描く
このチュートリアルでは、点線も破線もまったく同じ手順で描きます。異なる点はブラシの設定だけです。全体として点線の描き方を中心に話を進め、ブラシ設定のセクションで、囲みを設けて破線の設定について述べます。 おおまかな手順は次の通りです。 1) パスを作る
次の設定で新規に画像を開きます。
てんてんの道筋となるパスを作ります。 ツールボックスからペンツール 次に、Shiftキーを押しながら、ドキュメントの右端近く・真ん中あたりをクリックします。このようにShiftキーをいっしょに押すことで、水平なパスを作ることができます。
1) 鉛筆ツールを選びます。 2) 初期設定のライブラリを読み込みます。 3) オプションバーのパネルボタン(次の画像・ピンクの円)をクリックして、ブラシパネルを開きます。 ブラシパネル左端のブラシオプションから[ブラシ先端のシェイプ]を選び、次のように設定します。
1) レイヤーパネルを開きます。パネル下部にある[新規レイヤーを作成]ボタン 2) dキーを押して、カラー選択ボックスの描画色をデフォルトの#000000(黒)にします。 3) パスパネルを開きます。「作業用パス」が選択されていることを確認したら、パネル下部の[ブラシでパスの境界線を描く]ボタン 4) パスパネルの余白をクリックしてパスを解除し、てんてんの間隔など点線のでき具合をチェックします。 冒頭の点線のできあがり。
ブラシパネルの設定を1つ追加するだけで、直線以外のパスでも点線や破線を描くことができます。ブラシパネルの[ブラシ先端のシェイプ]を設定したら、同パネルの[シェイプ]を開きます。[角度のジッター]の[コントロール]を[進行方向]に変更した上で(次の画像・ピンクの囲み)、[ブラシでパスの境界線を描く]を実行します。 【円ブラシ以外のブラシの問題点】 上述の作例のように、まんまるの円ブラシで点線を描く時は問題になりませんが、横長の棒など円ではないブラシを使って、小さいパスに破線を描こうとすると、カーブの部分で1つ1つの線が崩れてしまいます。このトラブルを回避する方法として、幅2000pxほどの大きなドキュメントに大きなパスを作って破線を描き、必要なサイズに縮小します。ただ、残念ながら、このやり方では画質が落ちます。正しい解決策が見つかったら、この「ちうとりある」でご報告しようと思います。 次の画像は、幅、高さともに2000pxのドキュメントに描いた破線の足跡を、25%に縮小した例です。 最終更新:2015年7月8日 ![]() |