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Photoshop 7.0 ちうとりある

グランジ画用のブラシを作る


これから次のグランジ画用ブラシを作ります(背景を緑色に塗ってあります)。デフォルトのマスター直径は242pxです。妙なブラシですが、グランジ画を作るためのお道具です。

ブラシ「サボテン」

おおまかな手順は次の通りです。

  1. 背景レイヤーを一般レイヤーに変更する
  2. 画像の一部を切り出す
  3. 画像の縁に変化を付ける
  4. ブラシとして保存する
Photoshop 7.0基本操作

1. 画像を開いて一般レイヤーに変更する

1) 画像を準備します。濃淡のはっきりした、あまり暗くない画像がいいのではないかと思います。ここでは筆者がメキシコで撮った、次のサボテンの写真を使います(見本用に25%に縮小してあります)。JPEG形式の画像です。お試し用に100%の画像もあります。ご利用ください。

サボテン

2) 画像を開くと、[背景]レイヤーになります。次の手順で一般のレイヤーに変更します。

  1. メニューバー[レイヤー]→[新規]→[背景からレイヤーへ]を選びます。
  2. [新規レイヤー]ダイアログボックスが開きますが、何も手をつけずに[OK]ボタンを押します。

この結果、[背景]レイヤーは[レイヤー0]になります。

GIF形式の画像の場合は、まず、メニューバー[イメージ]→[モード]→[RGBカラー]を実行してRBGモードに変換してから、一般のレイヤーに変更します。

2. 画像の一部を切り出す

1) 長方形選択ツールを選び、オプションバーで次のように設定します。

  • スタイル:固定
  • 幅:250px
  • 高さ:145px

切り出したい範囲を選択します。Shift+Ctrl+iを押して選択範囲を反転させたら、Deleteキーを押して選択内容を削除します。

Ctrl+dを押して選択を解除します。

3) 画像の周りの透明部分を削除しましょう。メニューバー[イメージ]→[トリミング]を選び、[トリミング対象カラー]を[透明ピクセル]にして[OK]ボタンを押します。

3. 画像の縁をでこぼこに

消しゴムツールを選びます。マスター直径を適当な大きさに変え、オプションバーの[モード]を[鉛筆]に設定したら、切り出した画像の周囲を少しずつ消して直線をなくし、でこぼこにします。

周囲がラフに

4. ブラシとして定義し、保存する

「ブラシライブラリを操作する/自作ブラシを保存する」をご覧ください。

最終更新:2007年6月29日

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