Photoshop 7.0基本操作
-- パターンライブラリを操作する --

ライブラリ操作のためのメニューを開く
パターンポップアップパレットに表示するライブラリを置き換える
パターンを保存する
自作パターン専用のライブラリを作る

「Photoshop 7.0基本操作」もくじ

パターンポップアップパレットから開くメニューで、パターンライブラリを操作することができます。このメニューは、塗りつぶしツールやレイヤースタイル［パターンオーバーレイ］などから開きます。

右の画像は、塗りつぶしツールのオプションバーから開いたパターンポップアップパレットとメニューです。

塗りつぶしツールを例に挙げます。オプションバーの［塗りつぶす内容］（画像・水色の四角）を［パターン］にします。右隣のパターンのサムネール、または三角印ボタン（いずれも画像・黄色の円）を押すと、パターンポップアップパレットが開きます（画像・黄色の四角）。

さらに、パレット右上の三角印ボタン（画像・緑色の円）を押すと、目的のメニューが開きます。

既製のライブラリに置き換える

Photoshopにもともと備わっている、既製のライブラリに置き換えるには、パターンポップアップパレットからメニューを開き、ライブラリを選びます。

初期設定のライブラリに置き換えるには、メニューから［パターンを初期化...］を選びます。

メニューにないライブラリに置き換える

パターンポップアップパレットからメニューを開き、［パターンの置き換え...］を選びます。［読み込み］ダイアログボックスでファイル名（パターンライブラリの名前）を指定し、置き換えます。

自作パターン専用ライブラリをデフォルト以外の場所に置くと、メニューには表示されないため、この操作が必要になります。

1. パターンにしたい画像ができたら、パターンポップアップパレットのライブラリを、保存したいライブラリに置き換えます。

2. パターンにしたい画像が開いている状態で、メニューバー［編集］→［パターンを定義］を選びます。［パターン名］ダイアログボックスの［パターン名］にパターンの名前を入力します。次の例ではmypatternという名前を入力しています。

この結果、画像はパターンとして定義され、パターンポップアップパレットの最後に追加されます。

3. パターンポップアップパレットからメニューを開き、［パターンを保存...］を選びます。［保存］ダイアログボックスでファイル名を指定し、上書き保存します。

自分でパターンを作った時、既製のライブラリに追加していけば手っ取り早いですが、Photoshopに備わっているライブラリと、自作のパターンを入れておくライブラリとを分けたいこともあると思います。

このセクションでは、パターンポップアップパレットから開くメニューを使って、自作パターン専用のライブラリを作る方法をお話しします。ただ、素直に作る方法が見当たらず、既存のライブラリを借りて作るという、ちょっとイヤラシイ手法をとっています。

パターンにしたい画像ができたら、パターンポップアップパレットからメニューを開き、［自然］に置き換えます（このライブラリを選んだ理由は3.にて）。この結果、パレットに［自然］の7つのパターンが表示されます。

パターンにしたい画像が開いている状態で、メニューバー［編集］→［パターンを定義］を選びます。［パターン名］ダイアログボックスの［パターン名］にパターンの名前を入力して、［OK］ボタンを押します。

【3. パレットから既成のパターンを削除する】

パターンポップアップパレットを開きます。パレットの既製パターンの上でマウス右ボタンをクリックし、メニューから［パターンを削除］を選びます（左下の画像）。同様にしてすべての既製パターンを削除し、自分で作ったパターンだけ残します（右下の画像）。

→

1.で［自然］を選んだのは、削除する回数が少なくて済むからです。

【4. ライブラリを別名で保存する】

パターンポップアップパレットからメニューを開き、［パターンを保存...］を選びます。次の画像のような［保存］ダイアログボックスが開きます。

自作専用にしたいライブラリの名前（一覧にない名前）を［ファイル名］に入力します。上の画像の例では、MyLibという名前を入力しています。

［保存］ボタンを押して保存を実行します。自作パターン専用のライブラリができました。

いったんPhotoshopを終了し、再度立ち上げると、作成したライブラリがメニューに加わっています（下の画像・水色の四角）。

最終更新：2007年7月26日

「Photoshop 7.0基本操作」もくじ