![]() のっぽの3Dテキスト高さのある、次の3Dテキストを作りましょう(実寸)。文字の知育おもちゃみたいでしょ? おおまかな手順は次の通りです。
「実寸」と書いてあるもの以外、見本の画像はすべて半分に縮小してあります。
次の設定で新規に画像を開きます。大きく作って、あとで縮小します。
1) 新規レイヤー[レイヤー1]を作成します。 2) 横書きテキストツール
この設定で、tall textというテキストを入力します。テキストを入力すると、レイヤー名は[tall text]になります。 3) 移動ツール メニューバー[編集]→[変形]→[ゆがみ]を選びます。バウンディングボックスの左上のハンドル(次の画像・ピンク色の円が示す部分)を左にドラッグして、テキストを傾けます。 Enterキーを押して、変形を確定します。 4) レイヤースタイル[グラデーションオーバーレイ]と[ベベルとエンボス]を、それぞれ次のように設定します。 【グラデーションオーバーレイ】 グラデーションサンプル(次の画像・ピンク色の四角)をクリックして、グラデーションエディタを開きます。 次のように色を設定します(「色塗りのグラデーションを作る」参照)。
色以外はデフォルトのままです(グラデーションオーバーレイの上記のダイアログボックス参照)。 【ベベルとエンボス】
2種類のレイヤースタイルを適用した結果、画像はこんなふうになりました。
1) 移動ツールを選びます。Altキーを押しながら、↑キーを20回押します。↑キーを押すたびに[tall text]が複製されて、1ピクセル上に積み上がっていきます。最終的に、20個の[tall textのコピー]ができます。 2) 編集しやすいよう、コピーのレイヤーを結合して、1つのレイヤーにまとめておきます。 レイヤーパレットのいちばん上にある、[tall textのコピー20]が選択されていることを確認したら、そのすぐ下にある[tall textのコピー19]の、レイヤー名の左の空欄をクリックして、レイヤーをリンクします(空欄にリンクアイコンが表示されます。次の画像・ピンク色の円)。同様にして、残りすべてのtall textのコピーをリンクします。この時、コピーの元になった[tall text]はリンクしないよう、注意してください。 メニューバー[レイヤー]→[リンク部分を結合]を実行して、コピーを1つにまとめます。この結果、レイヤーパレットは次の3つのレイヤーだけになります。
1) テキストをまとめて縮小できるよう、[tall text]を[tall textのコピー]にリンクします。 2) メニューバー[編集]→[変形]→[拡大・縮小]を選びます。オプションバーの[W](幅)に400pxと入力し、[W]と[H]の間にある[縦横比を固定]ボタンを押します。このボタンを押すことにより、幅と同じ割合で縮小されるよう、高さが自動的に設定されます。 Enterキーを2回押して、値の入力と変形を確定します。 3) [tall text]を選択し、次のようにレイヤースタイル[ドロップシャドウ]を適用します(デフォルトと異なる個所のみ記述。画像参照)。
4) 最後に、テキストの周りの余白を調整します。 メニューバー[イメージ]→[トリミング]を選び、[トリミング対象カラー]に[左上のピクセルカラー]を指定して、[OK]ボタンを押します。ページ冒頭の、のっぽの3Dテキストのできあがり。
レイヤースタイル[ベベルとエンボス]の3Dでは高さが物足りないとお嘆きの皆様に、こんな3Dテキストをご提案いたしませう。
最終更新:2007年7月17日 ![]() |