ラパ・ヌイ写真集 3 アフ・ナウ・ナウ Ahu Nau Nau アフ・ナウ・ナウ
アフ・タヒリ、テ・ピト・クラ
プナ・パウ モアイの頭に乗っている赤っぽい色の石は「プカオ」と呼ばれ、帽子を表しているとも、「まげ」を表しているともいわれている。プカオはプナ・パウの山頂の石切場から切り出された。
ラノ・カウ ラノ・カウの火口壁のいちばん高い所は、海抜400m。火口湖は直径1kmで、きれいな円形をしている。
アフやモアイへの信仰が衰えるに従い、ラパ・ヌイでは「マケマケ神」崇拝が盛んになった。アジサシ(海鳥)の繁殖期である冬になると、ラノ・カウの一角のオロンゴは、「バードマン・コンテスト」と呼ばれる、命懸けの競技の舞台になった。ラノ・カウの急斜面を駆け降りて、沖の小島のモトゥ・ヌイまで泳ぎ、アジサシの卵を最初に持ち帰った者は、マケマケ神から力量を認められたとみなされて、のち1年間、「タンガタ・マヌ」(「鳥人」の意味)として権力者の座に就いたという。
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