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ゴールデンゲートブリッジ


サンフランシスコと聞くと、行ったことはなくても、「あの赤い吊り橋」が真っ先に思い浮かんだ。赤い吊り橋・ゴールデンゲートブリッジは、南のサンフランシスコ市と北のマリン郡とを結ぶ、全長2,736mの吊り橋だ。1937年に開通したというから、80年近くにもなるんだね。日本では「金門橋」としても知られている。

そのゴールデンブリッジを歩いて往復した。行きは写真を撮るのに夢中で50分もかかったが、帰りは35分で渡り切った。

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サンフランシスコは人気の高い街なのに、こと橋の渋滞となると、全米ワースト5の常連なのだそうだ。ゴールデンゲートブリッジを歩くなら、自動車の排気ガスの少ない朝方が賢明と聞いたので、7時少し前にホテルを出た。西海岸の大手新聞社「サンフランシスコ・クロニクル」の前からゴールデンゲート・トランジット(GGT)の路線バスに乗り、バス停「トール・プラザ」で下車した。待合所の屋根の'Pedestrian UNDERPASS'(歩行者用地下道)の表示に従って階段を降り、広場に沿って歩道を北方向に歩いていくと、橋へと続く階段があった。

↑GGTのバス停。緑、赤、青の3色ロゴが目印。

↑バス停「トール・プラザ」。その名の通り、料金所のすぐそばにある。料金所は橋を渡る自動車やオートバイのためのもので、側道の利用者である歩行者と自転車は無料だ。

↑待合所の裏から

ゴールデンゲートブリッジを歩いて渡る

ゴールデンゲートブリッジは両側に側道がついている。歩行者の通行は市街が見える東側の側道に限られ、時間帯も決まっている。自転車は東西どちらの側道も通行できるが、この日は歩行者が多いらしく、東側は歩行者専用になった。日曜日だからだろう。実際、小さな子どもからお年寄りまで、観光客が大勢歩いて渡っている。カメラを手にふらふら物見遊山する私たちの脇を、ジョガーのおねえさんやおにいさんが颯爽と駆け抜けて行った。

↑サンフランシスコ側の橋の起点

↑「パイロン」、または「アンカーレイジ」と呼ばれるコンクリート製の巨大な柱。タワーから伸びる太いメインケーブルをつかんで支える。

↑メインケーブルを支える南北2本の主塔の1つ、南側のサンフランシスコ・タワー。高さ227.4m。

↑メインケーブルから下がる「ハンガーロープ」。橋桁を吊って支える。

↑サンフランシスコ・タワーを見上げる

 ↑真横からサンフランシスコ・タワーを見上げる

↑北側の主塔、マリン・タワー。高さはサンフランシスコ・タワーと同じ227.4m。

↑垂れ下がったメインケーブルが最も低くなる地点。ハンガーロープもずいぶん短い。

↑海面まで67m。ひえぇと震えながらも、下に何かあると気になる。マリン・タワー近辺の海上に小さな半島が。

↑マリン・タワーの根元にて。サンフランシスコ市の北隣、マリン郡に入った。

↑マリン・タワーの近くからホースシュー湾を望む。中央・右寄りはエンジェル島。

↑メインケーブルの北端。パイロンで終わっている。

↑メインケーブルとパイロンのつなぎ目

↑橋北端からサンフランシスコを望む。左端近くの小島はアルカトラズ島。

↑橋北側の展望台「ビスタ・ポイント」から

↑お巡りさんが自転車でパトロール

↑ペリカンの群れ

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