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大安森林公園、中正紀念堂


台北捷運の淡水信義線に乗って、都会の真ん中の自然公園、大安森林公園へ行った。帰途、同じ沿線にある中正紀念堂を見学した。

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大安森林公園

大安森林公園駅を出て左手に折れると、すぐそばに公園の入り口があった。午前9時、雲の間から強い日差しが降り注ぎ、汗ばむほどだった。ようやく梅の終わった寒い東京から来た私にとっては夏の暑さで、すぐに上着を脱いでTシャツ姿になったが、地元の人は少しも暑がる様子がない。真夏の暑さに比べたら、この程度は暑いうちに入らないのだろう。

↑大安森林公園駅の2番口を左へ。公園の入り口の一つがある。

↑池の真ん中の島(写真・左手の茂み)にはさまざまな種類のサギが集まり、さかんに鳴き交わしていた。

↑気根の垂れる大木



↑大安森林公園駅の駅舎と、公園の中に開いた3番口。

中正紀念堂

台北捷運淡水信義線・中正紀念堂駅で電車を降り、「中正紀念堂」の矢印に従って地上に出た。コバルトブルーの瓦の乗った白壁がまぶしい。立派な造りなので中正紀念堂の一部かと思ったら、駅舎だった。

中正紀念堂は巨大なお堂で、中華民国の初代総統・蒋介石を追悼し、業績を称える場として建てられたそうだ。前は広大な広場で、国家戯劇院、国家音楽庁、自由広場門が三方を囲んでいる。いずれの建物もスケールの大きさに驚かされた。

↑中正紀念堂駅。奥に見えるオレンジ色の屋根は、中正紀念堂の敷地に設けられた文化施設の一つ、「国家戯劇院」。


↑中正紀念堂

↑中正紀念堂の正面、広場の西側にそびえる自由広場門。真ん中の屋根の下に「自由廣場」の文字が見える。以前は「大中至正」と書かれていて、門も「大中至正門」と呼ばれていたそうだ。

↑コンサートホール「国家音楽庁」。国家戯劇院と向かい合っている。

↑劇場「国家戯劇院」

↑広場の周りには花壇や庭園が設けられている

↑中正紀念堂のある公園の西に沿って走る大通り、中山南路。高いヤシが見下ろす。

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