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マッド・ヴォルケーノ


泥の温泉、マッド・ヴォルケーノ。土色の池の表面にふつふつと気泡が現れては消える。あたりには硫化水素の「腐った玉子の臭い」が漂う。アメリカ人はこの臭いをとてもいやがると、アメリカ人のガイドさんが笑いながら話していた。確かに心地よい香りとは言えないけれど、何だか懐かしい・・・そうそう、日本の温泉場の匂いだ。温泉好きの日本人なら、アメリカ人ほど不快に感じないかもしれないね。

遊歩道を奥に進むと、水蒸気が勢いよく立ち昇っていた。「ドラゴンズ・マウス」と呼ばれる温泉で、水蒸気はその横穴の奥からひっきりなしに昇っている。腐った玉子の臭いは最高潮に達し、温泉好き日本人の私でも「うぅ、くちゃい」。

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マッド・ヴォルケーノ







ドラゴンズ・マウス


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