オールド・フェイスフル・ガイザー

水蒸気の塊が一つ、低い丘のてっぺんに上がっていた。オールド・フェイスフル・ガイザーだ。ガイドさんが間もなく噴出が始まるというので、丘を望む展望デッキに急いだ。

この温泉は一定の間隔で熱水を噴出する「間欠泉」（ガイザー）で、規則正しく噴出することから、「忠実な」を意味する「フェイスフル」（faithful）という名前が付いたそうだ。ガイドさんが、「この泉は吹き出す時間が正確にわかるので本当に助かります」と話していたが、その言葉から自然を案内する難しさが伝わってきた。

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↑展望デッキに落ち着いた直後。時刻は12:58。強弱はあるものの、しばらくの間、水蒸気の状態は変わらなかった。

	↑13:16:12。カメラを構えて待つこと18分。水蒸気が濃くなったと思ったら、ついに水柱のてっぺんが飛び出した。タケノコみたいだ。連写、スタート。

	↑13:16:20

	↑13:16:24

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	↑13:16:40

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↑13:17:02

↑13:17:17。水柱のてっぺん、最高位。

↑13:18:21。急速に噴出が収まる。

↑13:18:54

↑13:20:11。間欠泉噴出、完結せん。4分という短い間だったけれど、大自然の妙を垣間見ることができた。

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