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グランド・プリズマティック・スプリング


ファイアホール川の岸辺の駐車場で車を降り、山道を登った。数あるイエローストーン国立公園の温泉の中でも特に有名な、グランド・プリズマティック・スプリングを山の中腹から眺めるためだ。山歩きをいとわないメンバーばかりだったため、ガイドさんが「温泉の周りに遊歩道がありますが、とても大きな温泉なので、少し離れた高い場所から見下ろしましょう」と、山道のコースを案内してくれた。

「イエローストーン」もくじ


山道へ

↑温泉「エゲリア・スプリング」。駐車場の西側にある。

↑遠くにバイソンが寝そべっていた。

↑温泉「サイレント・プール」

グランド・プリズマティック・スプリング

山道は幅が広いうえにきれいに整地されていて歩きやすいが、途切れることなく上り坂が続く。海抜2,400mの高地ということもあり、歩き始めてすぐに息が切れた。

駐車場をあとにして25分。展望台に上がってグランド・プリズマティック・スプリングを見下ろした。「これを見るためにはるばるイエローストーンまでやって来たんだ、がんばって歩いてよかったなぁ」と、感無量だった。

↑長径90m。青とエメラルドグリーンの泉を、藻類の黄色やオレンジ色が縁取る。全体が虹色に見える様子が、プリズムによって分散された光を想起させることから、「プリズマティック」との名前が付いた。風の強い日は観光客の帽子がいくつも飛ばされて水面を漂うそうだけど、どうやって回収するのかな?そもそも回収できるのかな。


↑温泉の東側

↑温泉の西側

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