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野鳥観察


鳥類学者でもあるガイドさんが、ボンネビル・ソルトフラッツ観光終了後、ソルトレイクシティ郊外の湿地で野鳥観察をする時間を設けてくれた。たまに都内の野鳥公園に出かけ、遠くにいる鳥と案内板の絵とを見比べては同じ鳥かどうか首をかしげている不勉強な私たちだが、鳥を眺めるのはいつだって楽しい。しかも今回は、日暮れ迫る秋の草原に立ち、初めて見るアメリカの野鳥について専門家からお話を伺うという、願ってもない機会だった。

「イエローストーン」もくじ


↑湿地「リーケイ・ポンド」で野鳥観察。ソルトレイクシティ国際空港の南西、約5km。

↑ヒメコンドル

↑ペリカン。点にしか見えないけれど。

↑ペリカンが数羽、小島で羽を休めている。水面の群れはカリフォルニアカモメ。

↑ペリカン


↑カリフォルニアカモメの群れ。この湿地にも宿泊先の空港ホテルの周りにもカモメがたくさんいる。海岸からずいぶん遠く離れた内陸のソルトレイクシティになぜカモメが?とガイドさんに質問したところ、昔、バッタの大群が西から飛んできて、畑の作物を食べ尽くしそうになった時、バッタを追ってカリフォルニアカモメの群れが飛来した。ソルトレイクシティの農業は救われ、カモメはそのままこの地に住み着いたのだそうだ。また、ソルトレイクシティの古い市旗には、農作物を救ってくれたカリフォルニアカモメが描かれていたそうだ。

↑ヒメコンドルとカリフォルニアカモメ(下の2羽)

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