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Tea in Marrakech

マラケシュ滞在3日目
4月8日(日)

エル・バディ宮殿 Palais el Badi

エル・バディ宮殿に行く。今は廃墟となっていて、宮殿としては使われていないが、広々として気持ちがいい。

エル・バディ宮殿エル・バディ宮殿
エル・バディ宮殿エル・バディ宮殿

アグノウ門 Bab Agnaou

エル・バディ宮殿をあとにし、アグノウ門を見に行く。昔、王様がメディナへの出入りに使った門だが、罪人の首をさらしていたこともあったそうだ。今はてっぺんにコウノトリが巣をかけている。

アグノウ門を抜けた先にある、サアード朝の墳墓群を見に行ったのだが、あいにく時間外で、クローズしていた。

アグノウ門アグノウ門の上のコウノトリ
↑アグノウ門↑アグノウ門のてっぺんにコウノトリが巣をかけている。

スークとジャマ・エル・フナ広場 Souk and Place Djemaa el Fna

夕方のジャマ・エル・フナ広場

この日もスークをさまよう。ジャマ・エル・フナ広場に戻ろうとしたのだが、何度も同じところを巡ってしまう。このまま遭難するのではないかと思った程だ。

昼食は新スークの食堂でチキンのタジンを食べた。タジンとは鉄板焼きのことだ。おつりをごまかそうとするので、強く言うと素直に返すのだが、マラケシュでは終始こんな感じで、頭にくることも多い。とにかく下手に出ないことが肝心のようだ。ただ、つり銭をごまかされる程度のトラブルは多くても、強盗や殺人事件のような凶悪犯罪に外国人観光客が巻き込まれることは、非常に少ないそうだ。

ジャマ・エル・フナ広場で、数人のグループによる打楽器の演奏を聴いた。素晴らしかった。地元の人たちも次々にチップをあげていく。ちょっと立ち止まって見ているだけで、すぐにチップを要求してくる大道芸人もいるが、このグループはそうしたことはせず、落ち着いて演奏が楽しめた。もちろんおしまいにはチップを渡し、その場をあとにした。

夜のジャマ・エル・フナ広場

夜は屋台でモロッコのスープであるハリラと、かりんとうのような甘いお菓子のガトォーを食べる。合計で5ディルハム(70円)の、安くておいしい夕飯だった。

ジャマ・エル・フナ広場にはオレンジジュースの屋台も多数出ている。その場でコップ1杯分絞ってくれて、3ディラハム(42円)である。ジュースを頼んだのだが、ちょうど細かいお金がなかったので、5ディラハム硬貨を渡した。すると、お店のお兄さんから、おつりがないので、他のお客さんから小銭が入るまでちょっと待ってくれと言われた。しかし、お客がなかなか来ない。まあいいかと思って、おつりはいいよと言ったら、飲み終わったあと、追加でもう半分絞ってくれた。帰り際、その屋台のお兄さんが「自分の店は27番だ、次回も来てくれ」と言った。この屋台へは翌々日も行った。

マラケシュ滞在4日目
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