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プノン・クーレン



シェムリアップの町から北東へ、直線距離にして約40km。プノン・クーレン(クーレン山)を観光した。東西方向に30km続く山岳地帯で、平原の真ん中にどぉんと横たわっているため、空港や郊外の遺跡に向かう途中、右端の尖った山容がよく見える。アンコール王朝発祥の地として、カンボジアの人たちにとって重要な意味を持つ山だそうだ。また、豊かな自然によってクーレン国立公園にも指定され、人気の行楽地にもなっている。外国人は入園料$20が必要だ(3,180円)。

上の写真は昨年2024年12月、コー・ケー遺跡のてっぺんから撮ったプノン・クーレンだ。コー・ケー遺跡からだとプノン・クーレンは南西の方角に見えるため、この写真では向かって左端が尖っている。上述したような右端の尖った山の写真を探したが、どこからでもよく見える山で特にカメラを向けなかったせいで、右端の尖ったプノン・クーレンの写真が1枚もないことに気がついた。

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ポエン・タ・コフの断崖

巨岩というより、岩が大地そのものだ。そして、断崖はいったいどのくらいの高さがあるのだろうか。検索しても、高さについてはっきりした答えが見つからない。


↑絡み合った太いツルをそのまま手すりに利用。

↑広い、広い。視点が合わなくなっちゃう。

千のリンガ

聖なる川「チュ・プリア」の川床の岩に、ヒンドゥー教のシヴァ神を象徴する大小のリンガがたくさん彫刻されている。1,000体以上あることから、One Thousand Linga(千のリンガ)と呼ばれている。9世紀初め、この地にアンコール王朝の礎を築き、ヒンドゥー教を信仰した王が刻んだといわれる。



↑澄んだ湧水が沈泥を不思議な色に染めながら、聖なる川へと注ぎ込む。

プリア・アン・トムのパゴダ

巨大な砂岩のてっぺんに、8mの涅槃像「プリア・アン・トム」が彫刻されている。アンコール時代後の16世紀に造像されたといわれる。

靴脱ぎ場で靴を脱いで階段を上がり、プリア・アン・トムが安置されているパゴダ(お寺)を参拝した。

↑プリア・アン・トムのパゴダへと続く参道。お供え用のピンクや白のハスの花、工芸品、炭焼きの川魚やスイーツを売る露店が、緩やかな階段の端に連なる。

↑パゴダに入ると、磨崖仏「プリア・アン・トム」の大きな足の裏が目に入った。ブッダが入滅される時の姿である涅槃像は、右手を枕にしていることがほとんどだそうだが、こちらの像は左手を枕にしている。

↑参拝者に混じって列を進み、お顔までやって来た。

↑巨岩のてっぺん、つまり、涅槃像をすっぽり覆う形でパゴダが建てられている。

プノン・クーレンの滝

千のリンガを流れた川の水は、2本の大きな滝に行き着く。乾季と雨季とでは水量の違いから幅も高さも異なり、ガイドさんによれば、乾季に入ったばかりのこの時期は水量が適度で、流れ落ちる水と合間に見える岩の色のバランスが良く、撮影にはもってこいだそうだ。

↑上流の滝

↑下流の滝

瀑布の霧しぶきを浴びたあと、思いがけない素晴らしいランチタイムが待っていた。そちらの話はページを変えて、「カンボジアのピクニック・ランチ」 にて。

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