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新型コロナのワクチン、1回目を接種
2021年7月29日(木)


3日前の7月26日、新型コロナウイルスのワクチン・第1回目を接種した。電車を乗り継ぐこと1時間半近く、東京湾にほど近いオフィスの会場まで、実に久々の遠出だった。


接種

おとうさんの勤務先の職域接種だ。従業員本人だけでなく、家族も対象に含めていただき本当にありがたい。

  • 接種日時:2021年7月26日(月)14:00
  • ワクチン:モデルナ
  • 接種した腕:右腕。肩近く。利き手ではない腕に打つのだそうだ。

インフルエンザの予防接種に比べてかなり痛かったとの嘆きを耳にしたので、心の中で「先生、ひと思いにヤっちまってくださいまし」と覚悟して臨んだが、チクリとも何とも感じなかった。「え、もう終わったの?」とあっけない。小さなばんそうこうがなければ、注射されたなんて思えなかった。


接種後の経過

副反応らしき現象がある一方、ワクチンとは無関係なことも混じっているかもしれない。

日付状態
接種当日7月26日
17:00
注射したあたりに筋肉痛に似た痛みを感じる。右腕を持ち上げると痛みが増す。左手で肩のあたりに触れると少し痛い。見た目には肩や腕に変化はない。
同日
19:00
夕ご飯のあと水しか口にしていないのに、口の中が苦く感じる。
同日
22:00
右腕は少し動かしただけで「あ、いたたた」。だらりと垂らした状態以外は全部痛い。Tシャツの脱ぎ着がいちばん困る。注射したあたりが緩やかなたんこぶになっている。
接種翌日7月27日
06:00
右下にして寝ると右肩が痛く、左下にすると右肩が引っ張られるように痛いため、ゆうべは寝返りが打てず眠った気がしなかったぞ、と。朝のコーヒーが普段よりかなり苦く感じる。食べ物も苦い。
同日
15:00
接種当日の帰宅後からスタートし、2時間ごとに体温を計ってきた。ずっと36度台前半だったが、ここにきて36.8度に上がる。しかし、徐々に下がって6時間後の21:00には36度台前半に戻り、以後、再び上昇することはなかった。
接種2日後7月28日
06:00
右肩の痛みがいくらか引き、ひじが上がるようになる。口の中に感じていた苦味が減り、あまり気にならなくなる。
接種3日後7月29日
06:00
右腕の痛みもたんこぶもほとんど消える。Tシャツの脱ぎ着が難なくできる。コーヒーはフツーに苦い。めでたしめでたし。

上記は私の経過だが、いっしょにワクチンを接種したおとうさんも同じようなタイミングで肩の痛みが始まり、接種3日後には痛みが消えた。私と違う点は次の3つだった。

  • 体温の変化はない。常に36度台前半だった。
  • 接種2日後の朝から鼻の周りに「何かの匂い」がまとわりついて気になる。
  • 接種2日後の夜から翌朝にかけて、後頭部に軽い頭痛がある。

私は苦味、おとうさんは何かの匂いがそれぞれ気になった。新型コロナウイルスに感染すると、味覚や嗅覚に異常が起きることがあるそうだが、コロナウイルスの武器を逆手に取ったワクチンでも、異常とまでいかなくても、味や匂いの感覚に何かしらの変化が起きるのかな、なぁんてあれこれ考えたりするのだった。


ここまで長い道のりだった

ワクチンを打てば百パーセント安全というわけではないし、副反応も起こり得ると聞いていたが、敵が敵だけに対策はひとつでも多い方が心強い。また、出張の多いおとうさんにとって、ワクチン接種は今後の仕事のためにも必須なので、一日も早い接種を希望していたのだが、地元の自治体で予約が始まっても瞬時に満員になり、ワクチン不足のせいで予約再開はかなり先になってしまった。ワクチン接種が可能な近所の診療所に電話をかけても、通話中でつながらない。自衛隊の大規模接種センターのサイトもあたったが、接種枠解放時間のずっと前から待機していても、いつも決まって「予約は一杯になりました」だった。キャンセルを期待して、時間を見つけてはサイトにアクセスし続けたが、やっと空席が出ても、先に進むとすでに予約済みになっていた。

接種を希望する人がいかに多いか、あらためて思い知らされた毎日だった。(本当は、ワクチン配布がいかに間に合わないか、と言いたいところだ。ぷんぷん)

【追記】コロナワクチン接種ログ

いずれも別タブで開きます。


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