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ロンドンの旅3
ストーンヘンジ見学


ストーンヘンジ

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8月21日(月) ストーンヘンジへ

午前6時、電車に乗るためにウォータールー駅に向かう。目的地はストーンヘンジである。バスツアーなら料金も安いし、何より便利だろうが、電車や地元のバスを乗り継いで行ってみることにした。

ロンドン発の下り電車だから空いているだろうと思っていたら、乗ってしばらくは、近郊の町への通勤客で満席だった。ただ、指定席を予約してあったので、ゆっくり座って行けた。

しばらくすると通勤客がいなくなり、辺りものどかな田園風景に変わっていた。麦の刈り入れはすでに終わっているらしく、StingがFields of Goldで歌っているような、黄金に輝く麦畑は、残念ながら見ることはできなかった。四角く、あるいは丸く固められた麦わらが畑に転々としているところを見ると、畑はついこの前まで黄金に輝いていたのだろうと、想像を馳せる。

ストーンヘンジの最寄り駅のソールズベリーで降りたら、9時になっていた。路線バスは11:00が始発らしいので、ストーンヘンジまでタクシーで行くことにする。往復で37ポンドと言われたが、バス便のない行きはともかく、帰りもタクシーに乗るのはもったいない気がしたし、自分の帰りを待ってもらうのも何となくせわしなかったので、行きだけ乗ることにした。片道だけなら20ポンドだった(4,600円)。

ストーンヘンジはただの石といえば石なのだが、石の配置や向きが何を意味するのか、数十トンもある石をどのようにして積み上げたのか、どのようにして運んだのか、そもそも何のために造られたのかなど、興味は尽きない。

入場料を払うと、日本語の解説が聞ける機器を貸してくれた。電車で来て早めに着いたおかげで、ツアーの観光バスは到着していなかった。人が少なく、じっくり見学できてよかった。

ストーンヘンジストーンヘンジ
ストーンヘンジストーンヘンジ

ストーンヘンジの周りをゆっくり2周し、帰途、今度はバスでソールズベリー駅に向かう。運賃は5ポンド(1,150円)。途中、何か所か停車して、20分ほどで駅に着いた。何となくそのままロンドン行きの電車に乗ってしまったが、ソールズベリーの街を散策してもおもしろそうだった。

ロンドン市内観光/ウェストミンスター、コヴェント・ガーデン

ストーンヘンジへの小旅行からロンドンに戻り、その足で、きのう日曜礼拝のため見学できなかったウェストミンスター寺院に行く。きょう、ようやく入館できた。中はかなり広く、ニュートンのお墓など、見所もたくさんある。そのあと、トラファルガー広場を経てコヴェント・ガーデンに行き、大道芸を見物する。ジャズのおじさん、フォーク歌手、銅像系、ジャグラー系などを楽しむ。

ひと通り大道芸を見たあと、The Tea Houseというお茶専門店でおみやげを買う。紅茶だけでなく、日本茶なども扱っている店で、種類の多さはなかなかだ。

オクスフォード・サーカスまで歩いて地下鉄に乗り、ホテルの最寄り駅のベーカー・ストリート駅で降りる。滞在初日に見つけた近所のインド料理店で夕飯を食べる。

ロンドンの旅 備忘録/ストーンヘンジ見学

ロンドンの旅4 市内観光、帰国
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