Tea in Marrakech マラケシュへ 4月5日(木) 4日出発の予定が、エールフランス航空の機材トラブルで1日遅れとなった。夜の便のせいか空いていて、私の座席グループは自分の席以外空席だったので、3席分使って横になることができた。 4月6日(金) マラケシュ滞在1日目 シャルル・ド・ゴール空港に午前4時過ぎに到着した。マラケシュ行きの飛行機は、パリの西にあるオルリー空港で乗り継ぐことになっていた。空港間を運行するエールフランスバスの始発は6時なので、しばらくの間、シャルル・ド・ゴール空港で待たなければならなかった。まだ夜も明けない薄暗いバス停で、バスは本当に来るだろうかと少し不安に感じながら待っていたら、6時ちょっと過ぎにやってきた。荷物を預け、16ユーロ(2,560円)の運賃を払って乗車した。 バスは快適で渋滞もなく、1時間ほどでオルリー空港に到着した。搭乗便は11:00発なので、チェックインにはまだしばらくある。朝食をとりながら時間を潰した。 チェックインの時、通路側の座席をリクエストし忘れたので、窓際の席になってしまった。だが、そのおかげで空からジブラルタル海峡を眺めることができた。この海峡を越えると、あこがれの大地、初のアフリカ大陸である。 目的地が近づくと、ほとんど木の生えていない山が見えていた。マラケシュはサハラ砂漠から数百キロ離れているが、山の様子が乾燥した土地柄であることを感じさせる。 マラケシュの空港は、南の島の空港のような雰囲気がある。階段を使って飛行機を降り、入国審査のある建物まで歩いた。異国情緒を感じる空港は久しぶりだった。 空港から市街の南西にある宿泊先ホテルまで、タクシーを利用した。20分ぐらいで到着した。 ホテルに着いてしばらく休んだあと、時間がまだ早かったのでメディナまで歩いてみた。ジャマ・エル・フナ広場を目指したのだが、道路が複雑で道を間違えたりして、時間がかかった。ただ、途中、地元の商店街に出たため独特の雰囲気が味わえた。お店の並ぶ道は、動物の匂いやなめし革の匂い(たぶん)など、さまざまな匂いがした。 長旅のあとで疲れていたので、早めにホテルに戻った。夕闇が迫る中、メディナの赤っぽい城壁の上に金星が輝いていた(左の写真)。アフリカに来たことを実感した光景だった。 |